岡嶋和幸の「あとで買う」

397点目:雨の日の撮影でカメラを保護する防水カバー

JJCのカメラレインコート「RC-1」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

JJCのカメラレインコート「RC-1」

昨年の同じ時期にピークデザインのレインカバーを紹介しましたが、今年はもう少しハードな雨でも対応できそうな製品ということでこちらを選んでみました。カメラとレンズは基本的に防塵防滴性能のものを選びますが、土砂降りの雨の中での撮影となるとちょっと心配です。

以前は「KATA」というブランドのカメラレインカバーを愛用していて、雨季のミャンマーなどで大活躍でした。この製品はそれと比べると、滑り止めのシリコーン加工が施されていますが、レンズ側の開口部はドローストリング(引き紐)で引き締めるタイプなので少し頼りなく感じます。また望遠系のレンズだと長さが少し足りないかもしれません。

両方の手を入れる部分も袖口は同様にドローストリングが付いています。袖の部分は短めで、手を出し入れしやすい反面、風雨が強いときは水が浸入する心配もあります。とはいえ台風など暴風雨の中で撮影することはまずないので、防水性は基本的に問題なしといえるでしょう。しかも販売価格は1,450円前後とお買い得です。迷彩柄タイプもラインアップされています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。