岡嶋和幸の「あとで買う」

【楽天市場に寄り道】336点目:プレゼンにも使えるプリント作品の保存箱

キャンソン・インフィニティ「アーカイブボックス」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

キャンソン・インフィニティ「アーカイブボックス」

25点目でPGIのストレッジボックス55点目でフィルムルックスの中性紙箱を紹介しましたが、今回はプリント作品の長期保存はもちろん、ポートフォリオレビューなどのプレゼンテーションでも使える製品です。

紙資料の長期保存に関する国際規格に準拠する無酸性のボール紙で作られていて、箱の内側にはプリントの出し入れに便利なリボンが付いています。外側は耐光性や耐湿性に優れたWibalin Buchram社製のブラックペーパーが使われていて高級感があり、底面のロゴタイプのエンボスもさり気なく格好良いのですが、傷や汚れが少し目立ちやすい材質なのであまり雑に扱わない方が良いです。

A4用とA3用の2つのサイズがラインアップされているのですが、A3ノビ用もあるとうれしいです。販売価格はA4用が8,000円前後、A3用が1万500円前後で、どちらも合い紙としてプリントを保護するためのクリスタルペーパーが25枚付属しています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。