岡嶋和幸の「あとで買う」

292点目:人物撮影などで役立つ手ごろなソフトボックス

Neewerの八角形ソフトボックス

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Neewerの八角形ソフトボックス

Profoto Aシリーズ用のオクタ型ソフトボックスのニュース記事を見て良いなあと思ったのですが、Neewerのこちらの製品も八角形(オクタゴン)で似ています。違いはアンブレラになっていて、中にクリップオンフラッシュなどを入れてバウンスさせること。アンブレラを差す穴のあるフラッシュブラケットとライトスタンドが必要ですが、内側はシルバーなので光を効率良く拡散できるでしょう。ディフューザーを装着すれば“傘トレ”のような柔らかい光が得られますが、そうするとブラケットの操作ができず、上下方向の角度調節があとから行いづらくなりますね。

サイズは80cmと120cmがラインアップされています。用途にもよりますが、面光源は面積が広い方が効果的でしょう。販売価格は4,200円前後ですが、手ごろなぶん耐久性が心配です。GODOXにも同様の製品があり、ほんの少しだけお安くなっております。ロゴタイプはこちらの方が好みです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。