岡嶋和幸の「あとで買う」

149点目:用紙を簡単キレイに半分に切れる手動裁断機

プラスのスライドカッター「ハンブンコ」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

プラスのスライドカッター「ハンブンコ」

インクジェット紙や印画紙を切断する際、LPLのロータリーカッターをずっと愛用しています。最近は少し切れが悪くなってきたので、そろそろ買い替えのタイミングでしょう。でも3万円くらいする製品なので、次はもっと手ごろなものにしたいです。昨日のライトボックス同様、写真用となると今は何でも高価です。デジタルカメラ全盛の時代、あまり使うことがないアイテムなので仕方がありません。

プラスのスライドカッター「ハンブンコ」は、用紙が簡単に半分に切れるという点が魅力です。印画紙で「全紙」を半分に切ったサイズを「半切」と呼びますが、A4を半分に切ってA5にするなど、用紙を「ハンブンコ」にして使うことは少なくないためこれは便利そうです。販売価格は、A3用紙をA4サイズに半切できるA4タイプが4,000円前後、A2用紙をA3サイズに半切できるA3タイプが7,500円前後です。

厚手のインクジェット紙や印画紙に対して切れ味がどの程度なのか分かりませんが、普通紙を一度に20枚裁断できるようなので大丈夫でしょう。短冊切りもサクサクできるようで、印画紙のテスト露光を行う際にうれしい機能です。大四切サイズの印画紙をよく使うので、私はA3タイプを選ぶつもりです。替刃はカートリッジ式で、ミシン目や織り目を付けるための替刃も用意されています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。