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レンズ後面に装着するシートタイプのソフトフィルター

単体での入手が可能に

株式会社ケンコー・トキナーは、星景写真向けのソフトフィルター「リア プロソフトン」を7月18日(金)に発売した。

レンズの後面(リア)に装着するシートタイプのソフトフィルター。これまで、ソフト効果が異なる「No.050(弱)」「No.100(中)」「No.150(強)」の3枚セットとして2024年6月に販売されていたが、今回、それぞれ単体での購入が可能となった。価格はいずれも5,480円。

ソフト効果で星をにじませることで、星の明るさや色の違いを際立たせるのが特徴。ポリエステル素材のため、カッターやハサミで自由にカットでき、レンズのリアフィルターホルダーに装着するか、レンズ後面に両面テープで貼り付けて使用する。

このため、ねじ込み式のフィルターが装着できない超広角レンズなどでも利用できる。また装着可能であっても、ねじ込み式のソフトフィルターにより画面周辺の明るい星が放射状に伸びてしまう可能性がある。本製品ではこのような現象がほとんど気にならないとしている。

フィルター未使用
「リア プロソフトン No.100」使用
  • ソフト加工部分:約52×54mm
  • フィルム本体:約57×60mm
  • 厚み:0.18mm
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。