岡嶋和幸の「あとで買う」

87点目:セルフ・ポートレートで有名なアーティストの写真集

シンディ・シャーマン「Cindy Sherman Centerfold (Untitled #96) 」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

シンディ・シャーマン「Cindy Sherman Centerfold (Untitled #96) 」

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シンディ・シャーマンはセルフ・ポートレートの代表的なアーティストとして活動を続けています。韓国・ソウルにあるサムスン美術館を訪れたとき、超大型サイズの収蔵作品を目にし驚いたことを今でも鮮明に覚えています。近年はInstagramにもセルフィー作品を投稿していて、私もフォローしています(https://www.instagram.com/cindysherman/)。思わず笑ってしまいそうになるくらいぶっ飛んだ作品ばかりで、美術館とは違って気軽に楽しめるのが良いです。

でもやっぱり写真は紙に印刷されたものを、のんびり、じっくり時間をかけて鑑賞したい方なので、好きなアーティストの作品集は手元に置いておきたいです。シンディ・シャーマンのこの写真集は48ページで35点と、内容が盛りだくさんというわけではありませんが、販売価格は1,800円前後と手ごろです。中身は届くまでお楽しみなのですが、どのような作品が飛び出してくるのか今からワクワクドキドキです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。