岡嶋和幸の「あとで買う」

RAW現像の作業効率アップが期待できるコントローラー

15点目:Loupedeck「Loupedeck+」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Loupedeck「Loupedeck+」

Adobe Lightroom ClassicやAdobe Camera RawでRAW現像を行うとき、パラメーターの操作は基本的にマウスで行います。数値を入力することもありますが、もう少し直感的に調整できればといつも思っています。映像編集やレコーディングのスタジオのように、ボタン、ダイヤル、スライダーなどが並んだコントローラーがあれば欲しいです。その方が効率良く操作できそうです。調整のやり過ぎも防げるかもしれません。

そのような願いに応えてくれそうなのが、写真・映像編集コンソール「Loupedeck+」です。価格は3万5,000円前後。Adobe Lightroom ClassicやAdobe Camera Raw、Adobe Photoshopの他、Adobe After Effects、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro Xなどにも対応していて、写真だけでなく動画の編集作業でも使えるようです。ペンタブレットもあるのでデスクの上が狭くなりますが、これを使えば今よりもっと画像処理が楽しめそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。