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12月号【いとうあこ + キヤノンEOS 7D】2週目
〜多彩過ぎる!? 測距モード


 2週目カメラの設定は、上ブロックはISO400、絞りF2.8、シャッタースピード1/125〜1/160秒。下ブロックは中央と右下のみISO400、ほかはISO250となっている。絞りはF3.2〜4、シャッタースピードは1/160〜320秒。レンズはすべて「EF 24-70mm F2.8 L USM」だ。12月号は撮った順に掲載ではなく、絵的なバランスで上ブロックと下ブロックを構成している関係もあり、上ブロックは9時半頃、下ブロックは撮影順として4ポーズ目、11時半頃だ。陽が出たり曇ったりと、あまり露出が安定しない一日だった。

 もともと筆者のカメラはキヤノンだったのでEOSの使い方は慣れている(つもり)なのだが、今回一番面食らったのはAFの測距モードだ。AF自体は、「中央F2.8対応・デュアルクロスセンサー配置。オールクロス19点AFセンサー」と、なかなか気合が入ったもの。測距点の配置も使い易そうだ。ただカメラが届いて、チェックしようとレンズを付け電源ON。ファインダーを覗くと「楕円のようなAFフレームのみが表示されている」(後述する「19点自動選択AF」)のだ。個人的なイメージでは19点の測距点が並んでいるものだとばかり思っていたので、「ん?」と言う感じだ。

 この状態でAF作動を行うと、確かにこの楕円のエリア内の測距点で該当部分が光りピントが合うので機能的には間違いない。ただ筆者の場合、測距点を何処かに固定して撮影するので、このオートの状態を解除したいのだが、そのメニューがなかなか見つからない。いずれにしてもこの状態が標準設定とも考え難かったので「いろいろな編集部を回っている間にこの設定になったのだろう」と、とりあえず全設定をリセットした。

 が、リセットしても状況は変わらず。その後、取扱説明書片手にメニューを操作し、測距点を1つに固定するモード(1点AF)へと切り替えた。「EOS 7D」は「19点自動選択AF」、「ゾーンAF」、「1点AF」、「領域拡大AF」、「スポット1点AF」などの多彩なAFモードを持っているだけに、分かってしまえば「な〜んだ!」という事なのだが、AFを自分の好みのモードへセットするのにこれだけ手間取ったのは、この長い連載でも今回がはじめてだった。標準設定の状態を考えると、このクラスのデジタル一眼レフカメラを使うユーザーでも「19点自動選択AF」を使うパターンが多いのだろうか。

 いずれにしても筆者のように、AFはワンショットで「1点AF」、撮影中触るのは「測距点」、露出はマニュアルで「ISO感度」、「絞り」、「シャッタースピード」、そして「ホワイトバランス」のみと言う、カメラの基本的な部分以外は、全く使わない古風(頑固?)なユーザーにとって、あまりカメラの機能が増えすぎると、大は小を兼ねると言えども、だんだん扱うのが難解になってくる。歳を取った証拠かも知れないが(笑)。

 AFの測距モードさえ、自分の好みに設定した後は、筆者が昔から知っているEOSそのもの。取扱説明書レスで操作可能だ。いろいろな意味でこのクラスになってくると、撮る事に集中できるので、気分良くシャッターが切れ、しかも撮影後の疲労感はあまりない。

 あこちゃんのブログに載っている撮影中などの写真は、ケータイのデジカメでマネージャーが撮った写真が多いのだが、どうも相性が悪いらしく、もの凄い枚数を撮っても、彼女のチェックでOKが出るのは数%とのこと。撮影の合間合間に見せてもらったところ、確かにどうすればこう撮れるのか不思議なカットの連発だ。とは言え、ケータイのデジカメはシャッターを押してから実際撮れるまでワンテンポ遅れるので、動きのある撮影中の写真をうまく撮るのは、なかなか難しいかも知れない。(つづく)

actress いとうあこシャイニングウィル
photographer 西川和久
EOS 7D
EF 24-70mm F2.8 L USM



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.jp/blog/

2009/12/11/ 00:00

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