特別企画

ネットから“プロラボ”にオーダー!
技術者が1枚ずつ仕上げる「クリエイト」の美麗プリントを体験

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クリエイトといえば、言わずと知れたプロラボ。プロラボとは主にプロのカメラマンを相手に、フィルムの現像やプリントを行っていた現像所。プロのカメラマン相手といっても、利用するのに特に資格は必要なく、実は誰でも利用できる。そうはいっても一般のアマチュアには敷居が高く、プロラボで現像、プリントを行ったことのある人も多くはないだろう。

そんなプロラボだが、現在はデジタル画像のプリントが主流。デジタルカメラで撮影した画像データを写真プリントしてくれる窓口と思えばいい。もちろん、今でもリバーサルフィルムの現像などもやってくれるが、デジタルにも強いのが特徴といえる。

私は昨年と今年、それぞれ1回ずつ写真展を開催したが、どちらもプリントはクリエイトにお願いした。デジタルカメラで撮影したデータをクリエイトの担当者に渡すと、1週間くらいでプリントが仕上がる。その後、窓口に出向いて仕上がりをチェックするのである。写真展用のプリントだけに自分のこだわりもあるが、約50枚プリントしてもらっても、焼き直しの指示を出すのは3〜4枚程度だった。つまり、9割以上は写真展用としても一発OKのクオリティといえる。焼き直しの指示もプリントが悪いということではなく、自分の思っていたイメージよりもシャドーの締まりが足りないとか、少し周囲を焼き込みたいなどという個人的な主観による再プリントである。

インクジェットプリンターから出力したプリントを展示することもあるが、やはり本格的な写真作品を見せるなら印画紙からのプリントの方がデジタルっぽさもなく、好ましいと感じる。フィルムで撮影した写真と見分けがつかないほどの仕上がりにはいつも感心するのだ。

クリエイトの窓口は現在のところ、東京の銀座と新宿、そして大阪に1店舗となっている。東京や大阪の写真愛好家なら店舗に出向いてデジタル画像のプリントを依頼することも可能だが、それ以外の地域ではプリントを頼むために店舗に行くのはなかなか難しいだろう。もっとも東京や大阪に住んでいるからといって、プロ相手の現像所に出向いて、プリント依頼をするのに尻込みしてしまう人も多いのではないだろうか。

そんなプロラボ、クリエイトだが、実はWebオーダーサービスも行っている。パソコンに保存したJEPG画像からプリントの発注ができ、しかも受け取りも宅配便で自宅にお届けという手軽さだ。

実際に発注してみた

ここからは実際に発注しながら、Webオーダーサービスの雰囲気をお伝えしたい。

まずはクリエイトのWebオーダーサービスのページにアクセス。

説明を読むと、

「Dプリントは、プリント技術者が撮影画像データを見極め、判断しながら調整し一枚一枚丁寧に最適なプリントに仕上げるサービスです。」

とある。

Dプリントというのはいつも私が窓口でプリントしてもらうのと同じものだ。

「ご注文はこちら」というボタンを押すと、注文画面が開くので、まずはプリントしたい写真をローカルのHDDなどから選ぶ。

選んだ写真は、一時的にサーバーにアップされてポップアップしたウインドウにサムネイル表示される。写真は複数枚をアップすることが可能だ。今回はカラー3点とモノクロ1点をアップした。

次に用紙の種類(面種)とプリントサイズ、用紙方向を選ぶ。用紙の種類はグロッシー(光沢)、クリスタル(超光沢)、マット(半光沢)の3種類。価格は面種とプリントサイズによって異なる。今回はカラー3点はクリスタル、モノクロはマットをチョイスした。

用紙それぞれの解説も確認可能だ。

用紙選択が終わったら、次はトリミングの指定。ノートリミング、ペーパーフル、トリミングの3種類から選ぶ。ノートリミングを選ぶと、写真と用紙の縦横比の関係でフチができる。ペーパーフルを選ぶとフチなしとなるが、そのために写真の一部が切られてしまうことがある。

写真のトリミングも行える。マウスで残したい範囲をドラッグ&ドロップするだけの簡単操作だ。トリミングを確定すると、トリミングした部分だけが画面に表示される。

ペーパーフルの指定以外では写真にフチができる。このフチを白フチと黒フチの2種類から選ぶことができる。今回は黒フチとした。

プリント時に補正をするかどうかを選択する。補正なしを選ぶと、データ通りに一切の補正なくプリントしてくれる。
CREATE仕上げを選ぶと、技術者がデータを見ながら補正をおこない、最適な状態でプリントしてくれる。

今回はCREATE仕上げを選択し、データ上不安な部分をプリント指示として書き込んだ。このあたりは、日頃自分でインクジェットプリンターなどでプリントしている経験を元に気になるところを書いておけばよいだろう。すべての選択、指示が終わったら、「指示の終了」ボタンを押す。

別の写真を注文するときには、画面左側から写真を選択して面種やサイズ、トリミングなど一連の指示をおこなう。注文を確認するには、「注文一覧」ボタンを押す。

注文内容に間違いがなければ、購入手続きに進む。購入手続きを行うには、この時点で会員登録が必要になる。一度、会員登録をしてしまえば、次からはログインで注文することができる。

注文者の住所、氏名、配送方法、支払方法などを選んで完了。登録したメールアドレスに注文確認メールが届く。配送は、注文日(17時まで)を含め、5営業日後の発送となる。土日を含めるとおよそ1週間で手元に届くと考えておけばよいだろう。

写真が届いて

予定通り1週間で写真が届いた。半切サイズのプリントのため、比較的大きなダンボールに包まれての到着だ。外箱となるダンボールを開けると、中にはさらにダンボールの型紙に固定される形で封筒がある。それを開けるといよいよ作品とのご対面だ。4枚のプリントを発注したが、それぞれ1枚ずつが半透明な袋に入れられている。このあたりは、写真展用に店頭発注するときと同じだ。

待望のプリントが到着。しっかりした梱包で送られてきた。
半透明の袋に包まれてご対面。店頭で発注した時と同じだ。

そして、袋から写真を出してみて、その美しさにびっくり。クリスタルにプリントされたカラー写真の色合いの美しさ。マットにプリントされたモノクロ写真の落ち着きと豊かなトーン。これはもはやデジタル写真とは言えない。理由は明快で、このDプリントというものは、印画紙ペーパーにレーザー光で露光し、それを現像処理するという方法だからだ。つまり、フィルム時代と同じ印画紙プリントそのものなのである。しかも、CREATE仕上げなら熟練のプリント技術者が一枚一枚丹念に仕上げてくれるのである。

指定通りの仕上がりに満足。それにしても超光沢面(クリスタル)の艶やかさと立体感がすごい。インクジェットでは難しい仕上がりだろう。

この、「印画紙プリントそのもの」という印象はやはりインクジェットプリントでは真似できないものだと感じる。また、気軽さが売りのお店プリントともまったく別の仕上がりだ。

もちろん、最近のインクジェットプリントは非常に仕上がりもよく、十分に満足できるクオリティとなっている。だが、それでもこの仕上がりを見てしまうと、全部の写真をDプリントで仕上げたいという欲求に駆られてしまう。

さすがに、すべてのプリントをDプリントにするのは金銭的に厳しいだろうが、ここ一番のお気に入りや額に飾りたいと思える作品が撮れたときくらいは、Dプリントで仕上げたい。

普段、写真展の際に発注するプリントとまったく同じクオリティがWebからの申し込みで簡単にできてしまい、しかも宅配便で届けられるという快適さ。もしかすると、次回からの写真展はWebオーダーサービスを使ってもいいんじゃないかなと思ってしまったほどだ。

それほどまでに高いクオリティ。写真愛好家なら絶対に使ってみて後悔することはないはずだ。

制作協力:富士フイルム株式会社

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富士フイルム株式会社のご好意により、クリエイトWebオーダーサービスの料金が20%OFFになる特別割引クーポンを用意しました。

 クーポンコード:web2015

こちらのリンクからWebオーダーサービスを開始し、決済確認時に表示されるテキストボックスに、上記のクーポンコードを入力してください。その際、「再計算」ボタンを押すのをお忘れなく。

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塙真一