写真で見る
Nikon 1 V3
スタイル一新の高速ミラーレス。テレ端810mm相当の望遠ズームも
Reported by 本誌:鈴木誠(2014/3/25 08:00)
ニコンが4月に発売するミラーレスカメラ「Nikon 1 V3」および望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を撮影する機会が得られたため、外観写真を中心にお届けする。
Nikon 1 V3は、同社ミラーレスカメラの上位ラインに位置し、約20コマ/秒のAF追従連続撮影を可能にするなど、前モデル「Nikon 1 V2」(2012年11月発売)と比べて更なるスピード性能の向上を図ったモデル。
ニコンダイレクトでの価格は、ボディ単体が9万180円、標準パワーズームレンズキット(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM付き)が9万9,900円、(10-30mm PD-ZOOM、EVF、外付けグリップ付き)プレミアムキットが13万5,000円(いずれも税込)。
キットレンズの「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM」(35mm判換算27-81mm相当)は、レンズバリア内蔵の電動ズームレンズで、手ブレ補正機構も備える。単体価格は税別3万7,000円。
望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」は、35mm判換算189-810mmの画角に相当。手ブレ補正機構も備える。1 NIKKORレンズで2本目となるナノクリスタルコートを採用。別売で三脚座も用意した。価格は税別12万9,000円。
Nikon 1 V2と比べ、EVFを外付けにし、グリップも別売となったためスタイリングが変化。クリップオンストロボとEVFを併用できなくなったが、撮影シーンに応じて装備を変えられる柔軟さも便利だろう。
Nikon 1 V3は、初のチルト式モニターを搭載。モニターわきのボタン部分まで可動するのは珍しい。また、タッチ操作によるAF・シャッターにも対応する。
バッテリーは新規の「EN-EL20a」(単体では税別5,000円)。記録メディアはmicroSDXC/SDHC/SDカードに対応する。Wi-Fi機能は本体に内蔵した。