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タムロン「SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC」

交換レンズ実写ギャラリー
Reported by 上田晃司

D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.5MB / 4,288×2,848 / 1/60秒 / F4.5 / 0EV / ISO200 / WB:晴天日陰 / 42mm






D300に装着。発売日はニコン用が9月17日、キヤノン用が10月29日。価格は7万3,500円

 タムロンから注目すべきレンズが発売された。以前から発売している大口径標準ズームレンズ「SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]」(Model A16)に、手ブレ補正VC(Vibration Compensation)を搭載。APS-Cサイズ専用の交換レンズに手ブレ補正機構付きのものは多くあるが、大半は開放F3.5~5.6クラスだ。全域F2.8の明るいレンズで手ブレ補正機構を搭載しているのは稀少で、特にニコン用ではこのレンズが初となる。今回は、ニコンD300に装着して使用した。

 35mm判換算で25.5〜75mm相当の画角をカバー。広角から中望遠まで幅広く対応することもあり、使い勝手はよい印象だ。特に街中のスナップでは、ほぼ必要な焦点距離をカバーしてくれる。また、ズーム域全域で最短撮影距離29cmを実現しており、最大撮影倍率も1:4.8と高い。大口径レンズで手ブレ補正機構を搭載しているとは思えないほど、コンパクトな外観にも好印象を受けた。

 VCの効果も抜群で、スナップ中1/5秒でも手ブレすることなく撮影できたのには驚いた。またVCをONにすると、ファインダー内に被写体がくっついているように感じるほど効きはよい。若干、VCの作動音が大きめに感じるものの、気になって仕方がないほどのものではない。

 画質にもほとんど不満はない。シャープかつクリアで、絞り開放からコントラストもしっかりしている。レンズ周辺に関しても、流れなどは目立たずはっきりと解像している印象だ。絞り開放時には周辺減光は出ているが、F5.6くらいまで絞ればほとんど気にならなくなる。また、まれに光源の位置やレンズの角度によっては、逆光時にハレーションやゴーストが確認できるものの、大きく目立つことはほとんどない。ボケは柔らかくきれいな印象だ。

 フルタイムマニュアルには対応していないのは残念。フォーカスリングは少し軽めの印象だが、MF時のピント合わせも問題なく可能だった。また、鏡胴の自重落下を防ぐズームロックがついている点も評価できる。手になじむズームリングのラバー感も良い。

 明るいレンズとVCとの組み合わせの効果は大きく、夜景を除く多くのシーンで、三脚いらずの手持ち撮影を可能にしてくれた。このレンズ1本だけでさまざまなシチュエーションで撮影することができるので、機動力が上がることは間違いだろう。また、焦点距離も広角から中望遠まで幅広くカバー。スナップやポートレートなどジャンルを問わず、オールマイティーな活躍が期待できそうだ。

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。



D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.9MB / 4,288×2,848 / 1/160秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 40mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.9MB / 2,848×4,288 / 1/60秒 / F7.1 / 0EV / ISO200 / WB:曇天 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.0MB / 2,848×4,288 / 1/500秒 / F3.5 / +0.3EV / ISO200 / WB:曇天 / 50mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約4.5MB / 4,288×2,848 / 1/60秒 / F3.2 / 0EV / ISO200 / WB:曇天 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.2MB / 2,848×4,288 / 1/80秒 / F6.3 / 0EV / ISO400 / WB:曇天 / 50mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.7MB / 2,848×4,288 / 1/320秒 / F3.5 / +0.3EV / ISO400 / WB:曇天 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.8MB / 2,848×4,288 / 1/160秒 / F3.5 / 0EV / ISO400 / WB:曇天 / 28mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.3MB / 2,848×4,288 / 1/160秒 / F3.5 / 0EV / ISO200 / WB:曇天 / 45mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.6MB / 2,848×4,288 / 1/100秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / WB:電球 / 50mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.8MB / 4,288×2,848 / 1/100秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / WB:電球 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.5MB / 2,848×4,288 / 1/1250秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 44mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.8MB / 2,848×4,288 / 1/800秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.6MB / 4,288×2,848 / 1/200秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO200 / WB:曇天 / 36mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約4.2MB / 4,288×2,848 / 1/320秒 / F4 / +0.7EV / ISO200 / WB:曇天 / 50mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.4MB / 2,848×4,288 / 1/500秒 / F3.5 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 50mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.8MB / 2,848×4,288 / 1/320秒 / F6.3 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 31mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.5MB / 4,288×2,848 / 1/160秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 31mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約7.1MB / 4,288×2,848 / 1/320秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 17mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約4.7MB / 2,848×4,288 / 1/1,000秒 / F3.2 / -1EV / ISO200 / WB:晴天 / 50mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.3MB / 2,848×4,288 / 1/1,000秒 / F8 / -1.3EV / ISO200 / WB:晴天 / 48mm
D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約6.3MB / 4,288×2,848 / 25秒 / F11 / 0EV / ISO200 / WB:電球 / 17mm D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約7.3MB / 4,288×2,848 / 2秒 / F13 / +1EV / ISO200 / WB:電球 / 17mm






D300 / SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC / 約5.4MB / 2,848×4,288 / 1/60秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO200 / WB:晴天日陰 / 50mm




タムロン




上田晃司
(うえだこうじ)1982年広島県生まれ。アメリカ、サンフランシスコに留学し、写真と映像の勉強をする。学生時代にTV番組やCMを制作するものの人物写真に目覚め、写真家を目指すことを決意。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントしながらフリーランスのカメラマン、ライターとしても活動を開始。

2009/12/1 00:00


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