デジカメアイテム丼

曲がった先端で使いやすいシリコン製ブロアー

エツミ「キューティーブロアー」

カメラクリーニングの必須アイテムと言えば、ブロアーもその1つだろう。そんなブロアーに新顔が登場した。エツミの「キューティーブロアー」で、先端部の形状に特徴がある。実勢価格は税込680円前後だ。

一般的なブロアーはまっすぐにノズルが付いているが、このキューティーブロアーはノズルが斜めになっているというのが珍しい。最初に見たときに、これは使いやすそうだと思ったのだが、案の定使いやすかった。

先端はペンギンのくちばしをモチーフにしたという。確かによく似ている

例えば机に置いてあるカメラボディのファインダーをクリーニングしたい場合、ストレートノズルのタイプでは垂直近くまでブロアを立てる必要があるが、キューティーブロアーでは斜めの状態でちょうど風が当たる。腕を持ち上げる高さが下がる分、疲れにくいようだ。

このように、腕を高く上げる必要が無いので使いやすかった

加えてショートノズルタイプである点も腕の位置が下がることに寄与しているほか、先端もブレにくく使いやすさに繋がっているようだ。

ノズルの長さは約3cmと短く、携行性も良い

そしてもう1つ特徴的なのが、一般的なブロアーよりもややノズル先端の穴が大きいことだ。そのためブロアーを一気に強く握ると従来品よりも勢いよく風が出る。逆に弱めに握った場合は風の勢いは従来品よりも弱めとなる。

ノズルの材質は硬質なプラスティックのように見えて、柔らかさのあるポリ塩化ビニル。機材に当たっても優しそうだ

握った写真を見て頂ければイメージできると思うが、このブロアーは直径54mm、長さ125mmと手の収まりがよいサイズ。一気に握るにはちょうど良い大きさだった。

ちょうど握りやすいサイズだ

またブロアーを握った後の戻りも非常に早い。これは先端の穴が大きいことが奏功しているようだ。連続してシュポシュポする場合、戻りを待つ時間がほとんど無いので迅速に作業ができる。

底面が平らなため、自立するのもポイント
机の上で作業する場合、自立すると転がることも無く使い勝手が高まる

本体はシリコン製ということで、べたつきも無くさらさらしている。ゴムのようなにおいもほとんどしなかった。

表面はさらさらした感触

ブロアーも昔から形は変わっていないようで、地道に進化を続けているようである。この機会に最新のブロアーを試して見てはいかがだろうか。

(本誌:武石修)