写真展告知

高橋直暉写真展:いのち ~不語成友 語らず友となる~

僧侶で写真家の高橋直暉氏による写真展「いのち ~不語成友 語らず友となる~」が、レオフォト/サミットクリエイティブショールームで、11月29日(土)から開催される。

7月にアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催された「いのち ~不語成友 語らず友となる~」のリバイバル展として企画されたものとなる。

高野山を舞台に、2019年から2023年にかけて撮影された昆虫や野鳥などの姿の中から、厳選した約25点を大判プリントで展示する。

在廊時には、写真集や缶バッジなどの販売も予定している。

僧侶として高野山に生きる日々は、静かでありながら厳しいものだった。

言葉にできない想いを抱えながら過ごすなかで、
出会った鳥や虫たちは、
何も語らず、ただそこに生きていた。

その無垢な姿に、自らの境遇を重ねるうち、
私は彼らの存在そのものが、
言葉なきメッセージを宿しているように思えた。

「語らず友となる」

語らずとも、確かに心が通う瞬間があった。

本展では、その静かな対話の記憶を切り取り、
厳しさの中で見出した「いのち」の在り方を表現する。

作家コメント

会場

レオフォトショールーム

開催期間

2025年11月29日(土)~12月22日(月)

開催時間

10時00分~18時00分

定休日

火曜日・水曜日

トークイベント

岡本洋子氏とのクロストーク

12月6日(土)14時00分~

作品解説

12月20日(土)14時00分~

在廊

12月5日(金)~12月7日(日)、12月12日(金)~12月14日(日)、12月19日(金)~12月22日(月)

作者プロフィール

1998年4月8日福島県福島市生まれ。
幼少期より昆虫を飼育、観察しているうちに生きている美しさを感じそれをありのままに記録するため写真を始める。
2017年に日本大学芸術学部写真学科へ。
2020年から大学を一旦休学し修行の道へ入る。
2021年3月に高野山専修学院を卒業してからは「僧侶」としての自分、「写真家」としての自分を大切にし、「いのち」テーマに日々撮影を続けている。
2022年、日本大学芸術学部写真学科卒業制作「阿字生まれ還る地」で金丸重嶺賞受賞。日本大学芸術学部写真科卒。
高野山真言宗 金剛峯寺 奥之院勤務を経て、現在 準別格本山 奥羽高野山 極楽寺 副住職。