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Luxecase「Soft Button for Digital」

コンパクトデジカメでも使えるソフトレリーズボタン

Soft Button for Digital(レッド)を装着したPowerShot G11

 “ソフトレリーズボタン”と聞いてピンと来る人は、カメラ歴の長い方だろう。ソフトレリーズボタン(または、ソフトシャッターレリーズ)は、カメラのシャッターボタンに取付けてシャッターフィーリングを変えることができるアクセサリーだ。

 ソフトレリーズボタンはかなり昔からあるアイテムで、銀塩カメラが全盛の頃はカメラアクセサリーメーカーのほか、カメラメーカーからも純正オプションとして出ていた。当時のカメラは、シャッターボタンにケーブルレリーズ用の穴が空いており、ソフトレリーズボタンをその穴にねじ込む形が主流だった。

 AFカメラ時代に入り、ケーブルレリーズは赤外線リモコンや専用端子を利用したタイプに変わっていったため、シャッターボタンからケーブルレリーズ用の穴は消えていった。現在でも一部の用品メーカーがソフトレリーズボタンを作っているが、その多くは従来からのねじ込み式。そのため、装着できるデジタルカメラといえばエプソンやライカのレンジファインダータイプに限られる。


ソフトレリーズボタンといえば、シャッターボタンにねじ込んで固定するタイプが一般的だ
Soft Button for Digital。レッドとゴールドをラインナップする。直径は9.3mmと従来のソフトレリーズボタンより小さめだ

 今回採り上げる「Soft Button for Digital」(LXC-SB-70)は、一般的なデジタルカメラにも装着可能なソフトレリーズボタンだ。実勢価格は1,000円前後と、ソフトレリーズボタンとしては標準的だ。作っているのは、韓国のカメラ用品メーカーであるLuxecase。同社は各種ソフトレリーズボタンのほか、カメラジャケットやストラップなども製作している。

 さてSoft Button for Digitalだが、取り付けは付属の両面テープの剥離紙を剥がしてシャッターボタンに貼付けるだけと極めて簡単だ。基本的には、一度貼付けたらずっとそのまま使用することになる。頻繁な付け替えができないところがネジ式のソフトレリーズボタンとの大きな違いだ。

 Kカンパニーが国内で扱うSoft Button for Digitalのラインナップは、ゴールドとレッドの2種類。直径は約9.3mmで、厚さは約2.5mm(ともに実測)。厚みには両面テープの分が若干加わる。ボタンの上側は凹面になっていて、指の腹が良くフィットする。一方ボタンの下側はフラットになっているが、両面テープがやや厚みと弾力のあるタイプなので、上面がやや湾曲しているシャッターボタンにも貼付けることができる。


10円硬貨と比べた厚み 両面テープはスリーエム製のようだ。粘着力はかなり強い

 両面テープはスリーエム製らしく、貼付け後は少しのことでは剥がれないようだった。試しに一度貼付けたボタンを剥がしてみたが、剥がす際には爪が痛くなるほど強力に張り付いていた。一眼レフカメラのシャッターボタンにも取付けることは可能だが、LXC-SB-70はソフトレリーズボタンとしては小振りな方なので、どちらかというとシャッターボタンの面積が小さいコンパクトデジタルカメラなどに向いているアイテムのようだ。

パッケージは高級感がある

 今回Soft Button for Digitalを試したカメラのうち、キヤノン「PowerShot G11」はシャッターボタンが直径約6mmと小さめなこともあって、Soft Button for Digitalを付けるとより弱い力でシャッターボタンを押せる感触だった。最初は、半押しするつもりが全押ししてしまうほどだったが、慣れれば快適に使用できた。

 もう1つ、シグマ「DP2」でも試してみた。DP2のシャッターボタン径は約9mmで、Soft Button for Digitalの直径とほぼ同じ。指に触れる面積が一緒なので押す感触自体は変わらない。ただ、シャッターボタンの高さが高くなることでやはり押しやすく感じた。

●キヤノン「PowerShot G11」への装着例

PowerShot G11のシャッターボタンは直径が小さめだ Soft Button for Digitalを取付けたところ。シャッターボタンの面積が大きくなるので軽い力で押すことができた

●シグマ「DP2」への装着例

DP2のシャッターボタンは直径約9mmと十分な大きさがあるが、Soft Button for Digitalを装着することで高さが増し、押しやすくなる印象だった DP2にゴールドを装着してみた。結構目立つ

●パナソニック「LUMIX DMC-G1」への装着例

Soft Button for Digitalは一応コンパクトデジタルカメラ用というふれ込みだが、レンズ交換式タイプでも使える。外観もお洒落になる

●カシオ「HIGH SPEED EXILIM EX-FC150」への装着例

高級コンパクトデジタルカメラに限らず、スタイリッシュモデルで使うのも面白そうだ。本体カラーがゴールドのEX-FC150に取付けると、後から付けたとは思えないほどの一体感だった

 Soft Button for Digitalの材質は鉄とのこと。塗装もしっかりしており安っぽさは感じない。ゴールド、レッドともに目立つ色だけに、できればブラック、シルバー、ホワイトといった落ち着いたカラーもラインナップしていただけるとより選びやすくなると感じた。ゴールドとレッドに関しては、カメラのアクセントになるという意味で歓迎したい。

 シャッターフィーリングは各人の好みが大きい部分なので、ソフトレリーズボタンも万人にお勧めできるというものではない。従来のねじ込み式タイプを好んで愛用している人がいる一方で、合わない人もいるだろう。ただ、シャッターフィーリングに不満があるとか、愛機にワンポイントのアクセントが欲しいといった向きは試してみるものいいだろう。


(本誌:武石修)

2009/12/15 00:00


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