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ユーエヌ「37mm径レンズフード」(UNX-5538)(UNX-8113)

オリンパス・ペンE-P1ユーザー待望のアクセサリー

レンズフードのUNX-5538を装着した状態

 発売以来、大人気のオリンパス・ペンE-P1。特に交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」が付属する「オリンパス・ペンE-P1パンケーキセット」が人気だ。薄さ22mmという粋なパンケーキスタイルのルックスはもちろん、35mm判換算で焦点距離34mm相当という使いやすい画角もうれしい。ボディサイズの小さなE-P1の常用レンズとして、人気が高いのもうなずける。

 そんなM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8だが、購入時にレンズフードがないことに戸惑いを覚えた人も多いと思う。付属していないどころか、そもそもオプションでも用意されていない。逆光や斜光でもクリアな描写のレンズなので、オリンパスとしては「必要がない」との判断なのだろう。それでもレンズ保護の観点から、何らかのレンズフードを求める人は多いと思う。純正オプションにプロテクトフィルター「PRF-D37」はあるけど、3,675円と高価な上、ガラス面に触れやすくて指紋が気になるのだ。

 となると写真用品メーカーが発売している、汎用レンズフードの利用が思いつく。大抵はフィルター径にねじ込むタイプの製品で、ライカM/Lレンズ用から一眼レフカメラ用まで種類も多い。しかしここで問題が。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8のフィルター径は、スチルカメラ用としてとても珍しい37mm径。ハンディカムなどビデオカメラなどでよくあるサイズであり、レンズフードはもちろん、スチルカメラ用のアクセサリーを見かけないのだ。

 そのため量販店などではE-P1の発売後、37mm径からのステップアップリングをここぞとばかりに紹介し、汎用レンズフードを装着する方法を提案していた。この手法は個人のブログ上でも、もはや定番のカスタマイズとなっている。

 今回紹介するユーエヌのレンズフードは、ステップアップリングなどなしに、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8に直接装着できる37mmのネジ径を採用。しかも円型と角型、金属とラバーといったバリエーションを用意するなど、ユーザーのツボを抑えたラインナップとなっている。

 円型の「UNX-5538」は、一体挽物加工で形成したメタルフード。内側につや消し塗装を施すなど、本格的な造りになっている。しかもフードにぴったり合うカブセ式のキャップ「UNX-5539」も用意。内側にフェルトのベルトが見えるなど、こちらもなかなか凝った造りになっている。

円型メタルフードUNX-5538(右)と、キャップのUNX-5539(左)
UNX-5538装着前(左)と装着後。レンズフードの根元には、純正の37mm径プロテクトフィルターPRF-D37がもちろんつく

 レンズフードとキャップのセットもあり、実勢価格は3,980円前後。レンズフード単体では2,200円前後、専用キャップは2,000円前後と見られる。

 表面仕上げはレンズ本体と良くマッチしており、まるで専用フードのよう(ただしレンズ本体の鏡胴は樹脂製)。フードの着脱もそれっぽく、クラシックカメラを扱っているかのような雰囲気に浸れる。フード先端にネジ径はないので、フィルター類はレンズ先端につけることになる。

 角型フード「UNX-8113」は、ラバー素材を採用。こちらも装着すると実に魅力的なスタイリングになる。レンズ先端への取り付けは同梱のリングを介して行なうタイプ。フードの角度を調整後に別のネジで留めるという、ライカレンズなどでよくある方式だ。実勢価格は2,980円前後。

 ユーエヌではこの製品を「ビデオ角フードV37mm リング付」という名称で紹介している。ムービーの世界でいかに37mm径が普及しているかをうかがわせるネーミングだ。もちろん名前が「ビデオ」であっても、E-P1に取付けて実害はない。

角型フードのUNX-8113 装着したところ。レンジファインダー用ではないので、角に切り欠きはない
装着するにはまずネジ込み式のリングをレンズ先端に装着 その後フードを取付けて角度を調整。横の突起を回して留める

 気になったのは、オリンパス純正の光学ビューファインダー「VF-1」と組み合わせたとき。円型、角型の両方とも、レンズフードの上端が視野の下辺をわずかに遮るのだ。とはいえ私の目の場合、ケラレの割合は視野の1割程度。外付けファインダーの故郷ともいえるレンジファインダーの世界では、もっと派手に視野を塞ぐレンズフードが存在する。個人的にはあまり気にならないレベルに感じたし、背面液晶モニターで撮影するに人には関係のない話だ。

 今回試用していないが、ユーエヌではさらに円型のラバーフード「UNX-8112」をラインナップしている。実勢価格は2,100円。折り畳むことが可能なので、バッグなどへの収納性は高い。フード内にフィルター取付けネジがあるため、フードを着けたままでのフィルターの着脱が可能だ。

 ブームに合わせたユーエヌの迅速なリリースに驚くとともに、マイクロフォーサーズの勢いを感じるアクセサリーだ。なお、同じくマイクロフォーサーズ準拠のパンケーキレンズ、パナソニックLUMIX G 20mm F1.7 ASPH.(9月18日発売)のフィルター径は46mmなので、ライカレンズ用の各種アクセサリーが使用可能。今回のように「狙った」製品が出る可能性は薄いかもしれないが、せっかくなので新デザインのアイテムの登場に期待したいところだ。


(本誌:折本幸治)

2009/9/16 00:00


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