デジカメドレスアップ主義

ライカTファーストドレスアップ

Leica T + Super Rokkor 45mm F2.8

  • ボディ:ライカT(シルバー)
  • レンズ:千代田光学 スーパーロッコール 45mm F2.8
  • マウントアダプター:ライカ ライカT用Mレンズアダプター
  • マウントアダプター:レイクォール L-Mリング 半欠きタイプ
  • ケース:ゲリズ ライカ T用Genuine Leather Camera Halfcase(ブラウン)
  • サムグリップ:マッチテクニカルサービス サムズアップ CSEP-12T Leica T701(シルバー)

 本年5月にライカTが発売になり、4カ月以上が経過した。元々純正アクセサリーが豊富な機種だが、サードパーティメーカーからもライカT用アイテムが登場しはじめた。数ある製品の中から、今回はレザーケースとサムグリップを取り上げてみよう。

 まず、レザーケースはゲリズ製を選んでみた。ライカ純正のレザーケースは軍艦部まで覆うスタイルだが、ゲリズ製はボディの2/3ほどを覆うハーフタイプだ。ライカTのモノコックボディをアピールしつつ、レザーケース特有のシックな雰囲気も演出できる。小さめのグリップを備え、ホールドした際の指のかかり具合も良好だ。背面はオープンタイプで、液晶タッチ操作を妨げない。純正ケースとデザイン的にしっかりと差別化を図った製品だ。

ゲリズのライカTレザーケースはグリップ部分を隆起させ、ホールド感を向上している
本ケースはスマイルカメラにて2万7,810円。ブラウンとブラックの2色展開だ
背面はオープンタイプになっている。ブリッジがないため、サムグリップの装着を妨げない
底面は金属プレートを採用。専用ネジで三脚穴に固定する。別途三脚穴を搭載している

 サムグリップはマッチテクニカルサービスのサムズアップを装着した。ライカTのフラットな軍艦部とデザイン的によくなじみ、一体感の感じられる佇まいだ。ホールド性能も実感できるレベルで向上し、右手で前後からしっかりとグリップを握ることができる。ボディカラーに合わせ、シルバーとブラック、2色をラインアップしている。

マッチテクニカルのライカT用サムズアップはスマイルカメラにて2万5,500円だ
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色展開。ボディと一体感のあるデザインだ
内側にラバーを取り付け、カメラ本体を傷つけないように配慮している

 レンズはLマウントのスーパーロッコール45mm F2.8を選んだ。純正MレンズアダプターにレイクォールのLMリングを組み合わせ、レンズを装着している。このセットアップで特に支障なくライブビュー撮影できた。絞り優先AEにセットすると、軍艦部の左ダイヤルで拡大表示を呼び出せる。拡大するエリアは中央部固定となるが、速やかに拡大表示を呼び出せるのは好印象だ。

純正Mレンズアダプターは実勢価格4万5,360円。レイクォールのLMリングは1万1,340円だ

 オールドレンズのベースボディとしてライカTを捉えてみると、ほどよいボディサイズが功を奏している。ライカTにライカMレンズを付けたいという人が多いと思うが、周知の通り、ライカMレンズはコンパクトなわりに重量がある。そのため小さなミラーレス機だとフロントヘビーになってホールドしづらい。

 その点ライカTは、標準的な男性の手の大きさならば、小指まで添えてしっかりとグリップを握ることができ、重量のあるレンズでも安定した撮影が可能だ。今回のドレスアップのように、ケースやサムグリップを付ければなおホールド感が向上する。純正Mレンズアダプターを付け、M型ライカとレンズを共有しながらサブ機として携行するとおもしろそうだ。

ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/100秒 / F4 / 0EV / ISO200 / WB:オート
ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート
ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/100秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO160 / WB:オート
ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/125秒 / F4 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート
ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/100秒 / F2.8 / +0.7EV / ISO500 / WB:オート
ライカT / Super Rokkor 45mm F2.8 / 1/100秒 / F4 / 0EV / ISO4000 / WB:オート

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp