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デジカメドレスアップ主義:NEXでCマウントレンズを味わう

ソニーNEX-5 + シネエクタノン50mm F1.6
Reported by 澤村徹

  • ボディ:ソニーNEX-5(ブラック)
  • レンズ:コダック シネエクタノン50mm F1.6
  • マウントアダプター:muk select Eマウント用Cマウントアダプター
  • ストラップ:ヴァイヒィェ・ブリーゼ 10MM バースデーカラー・スワロフスキー・ストラップ(シルバー)
  • ストラップパーツ:ヴァイヒィェ・ブリーゼ ストラップパーツ/コードバン(角穴ベルト式10mm/単品)

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 シネレンズを使ったスチル撮影は、マイクロフォーサーズで花開いたカテゴリーだ。なかでも一番人気はCマウントレンズである。ボレックスに代表される16mmフィルムムービーカメラ用のレンズで、当初は日本国内ではめずらしいレンズだった。しかし、最近は中古カメラ店やオークションサイトで取り扱いが増え、比較的入手しやすくなっている。今回はこのCマウントレンズをNEX-5で試してみよう。

 NEXでCマウントレンズを使う際、問題となるのはレンズのイメージサークルだ。なにしろCマウントレンズは16mmフィルム用なので、マイクロフォーサーズでも焦点距離25mm以下のレンズはケラレが発生した。NEXはマイクロフォーサーズよりもひとまわり大きいAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載する。結果は言わずもがな、である。ただし、50mm以上のレンズは比較的イメージサークルが大きく、NEXに付けてもケラレがさほど気にならないものが見受けられる。このシネエクタノン50mm F1.6もそうしたレンズのひとつだ。開放からF5.6あたりであれば、周辺光量落ちのような見え方でレトロな仕上がりを楽しめる。このようにNEXで遊びやすいCマウントレンズを探してみるのも一興だ。

 Eマウント用のCマウントアダプターはmuk selectが販売している。Eマウントの広い口径を活かし、このマウントアダプターは外径約42.5mmまでのCマウントレンズが装着可能だ。マイクロフォーサーズ用Cマウントアダプターよりも余裕があり、外径の大きいTVレンズが装着できる。TVレンズを無理なく試せるという点は、NEXならではのアドバンテージといえるだろう。

NEX-5はコンパクトボディなので、小振りのシネレンズがバランスよく装着できる 本来はコダックSマウントのレンズだが、コダック純正S-C変換アダプターでCマウント化してある
シネエクタノン50mm F1.6は、オークションサイトで2〜3万円程度の値頃感のあるレンズだ 先端がピントリングで、中段が絞りリングになっている。絞りはきれいな円形絞りだ
muk selectで取り扱っているRJ Camera製Eマウント用Cマウントアダプター。価格は6,500円 対応するレンズ外径は約42.5mm。マイクロフォーサーズ用(右)とくらべ、口径が広くなっている

 ドレスアップ面ではヴァイヒィェ・ブリーゼのシルバーストラップを選んでみた。これは同ブランドがNEXモチーフでデザインした新アイテムだ。銀箔をはったレザーに、シルバースタッズとクリアラインストーンをレイアウトしている。シルバーレザーはかなり派手な素材だが、10mm幅とやや細身に作られているため、思いのほか合わせやすい。NEX-5シルバー、NEX-3のホワイトやレッドあたりと好相性だろう。

銀箔レザーはNEX向けに新たに用意された素材だ。価格は7,770円。取り付けパーツは別売 同ブランドのセンターワイドストラップやスリムストラップにも、銀箔仕様をラインナップしている

 シネエクタノン50mm F1.6は、いわゆる普及価格帯の望遠シネレンズだ。シネエクターの廉価版ととらえるとわかりやすいだろう。中古価格2〜3万円程度のレンズだが、色ノリがよく、ぼけ味もなだからだ。Cマウントレンズとしてはイメージサークルが大きく、開放からF5.6あたりであればケラレは許容範囲だ。さらにぐるぐるボケが発生しやすく、クセ玉ファンには思わぬ掘り出し物といえるだろう。なお、作例はRAWで撮影し、Image Data Converter SRでストレート現像している。

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなしのRAW現像画像(JPEG)を別ウィンドウで表示します。
NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/800秒 / F1.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm
NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/50秒 / F4 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/640秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm
NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/1,600秒 / F4 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm NEX-5 / シネエクタノン50mm F1.6 / 4,592×3,056 / 1/1,600秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm


(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。カメラならびにデジタル関係を得意するフリーライター。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、ひと癖あるカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。近著は「OLYMPUS PEN E-P2/E-P1カスタムブック」「GR DIGITALカスタムブック」(ともに翔泳社)他。http://metalmickey.jp

2010/7/8 00:00