写真展

中村武弘写真展「小笠原への旅 A trip to Ogasawara」

(EIZOガレリア銀座)

東京から南に約1000km、本土より遠く離れた海に浮かぶのは南国の楽園・小笠原諸島です。小笠原諸島は2011年に世界自然遺産に登録され、東洋のガラパゴスと呼ばれるほど固有種の多さを誇り、豊かな自然と日本離れした気候から誰しも一度は行きたいと思う魅力あふれる島々です。ドルフィンスイムで人気のイルカは一年を通して見られ、回遊してくるクジラもおり、海洋生物が多くダイバー憧れの地です。また、夜空は日本で一番暗いと言われ、天の川はほぼ一年を通して見ることができます。

そんな小笠原への交通手段は船のみで、竹芝から出るおがさわら丸で丸一日かけて父島へと辿り着き、長い船旅の先に想像を超える大自然が待ち受けているのです。本展では海を中心とした作品で小笠原の自然を紹介し、小笠原を感じられる、小笠原を旅した気分になれる作品展示にしたいと考えています。作品プリント20点、4Kモニターによるスライドショーでは50点の展示を予定しております。小笠原の自然写真を是非ご堪能下さい。

中村 武弘

イベント・作品展

会場・スケジュールなど

  • ・会場:EIZOガレリア銀座
  • ・住所:東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座ビル3階
  • ・会期:2016年5月18日(水)〜5月28日(土)
  • ・時間:10時〜18時30分(最終日は16時まで)
  • ・休館:日曜日・月曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1979年東京生まれ。幼いころより海や自然に触れて育つ。海洋写真家として、海中から海上の自然や水族館、船などを被写体とする。海辺の環境に興味を持 ち、磯や干潟、マングローブ林の干潟などをテーマに撮影を行う。取材で訪れた小笠原に魅了され、それ以来一つのテーマとなっている。日本写真家協会 (JPS)会員。日本自然科学写真協会(SSP)会員。海洋写真事務所ボルボックスに勤務。主な著書に「いその なかまたち」(ポプラ社)、「しぜん ひがた」(フレーベル館)、「沖縄美ら海水族館100」(講談社)など。

(本誌:河野知佳)