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富士フイルム、X-Pro2で設定リセットされる不具合を解消

長秒時ノイズ低減も改善

富士フイルムは3月24日、APS-Cミラーレスカメラ「FUJIFILM X-Pro2」の最新ファームウェアを公開した。まれにカメラの設定がリセットされる症状を改善したという。

一部のカメラで工場出荷時に適切な初期設定がされておらず、ユーザーの各種設定値が工場出荷時もしくは以前の状態に戻る場合があったという。

同日公開のVer.1.01では、上記不具合の解消に加え、長時間露光時のノイズ低減処理(長秒時ノイズ低減)による画質も改善した。

FUJIFILM X-Pro2は、先代X-Pro1から4年を経てモデルチェンジした、レンジファインダーカメラ風スタイルの最上位機。新しい撮像素子の採用や、同社独自のハイブリッドビューファインダーを進化させた点が特徴。発売は3月3日。ボディ単体の実勢価格は税込21万3,300円前後。

(本誌:鈴木誠)