ニュース

シグマ、ソニーEボディ用マウントアダプター

シグマ製レンズで手ブレ補正、位相差AF、レンズ補正に対応

株式会社シグマは2月22日、ソニーEマウントボディ用のマウントコンバーター「MC-11」を発表した。シグマ製のキヤノンEFレンズなどをソニーボディ装着でき、さらに手ブレ補正やAFも有効となる。

シグマSAマウントレンズや、シグマ製キヤノンEFマウントレンズをソニーEマウントボディで使用するための、いわゆるマウントアダプター。「CANON EF-E」「SIGMA SA-E」の2モデルが発売される。

単にフランジバックを稼ぐだけでなく、本体内に装着レンズのデータを内蔵。カメラ側の補正機能や手ブレ補正、AFまでもが利用可能だ。

対応ボディは、α7シリーズ、NEXシリーズ、α5000シリーズ、α6000シリーズ。

対応レンズ(35mmフルサイズセンサー向け)

24-35mm F2 DG HSM | Art
24-105mm F4 DG OS HSM | Art
120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary
20mm F1.4 DG HSM | Art
24mm F1.4 DG HSM | Art
35mm F1.4 DG HSM | Art
50mm F1.4 DG HSM | Art

対応レンズ(APS-Cセンサー向け)

17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary
18-35mm F1.8 DC HSM | Art
18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary
50-100mm F1.8 DC HSM | Art
30mm F1.4 DC HSM | Art

シグマの手ブレ補正機構OSが動作。手ブレ補正機構を搭載したボディに装着した場合は、角度ブレ補正をレンズ側で行う「ボディ側+レンズ側」の補正が可能だ。

ファストハイブリッドAF対応ボディだと高速な位相差方式でのAFが可能。それ以外のボディは、コントラストAFが作動する。AFSでのみ利用可能で、AFC、AFAは対応していない。一部のレンズはDMF操作も行える(USB DOCKを使って設定変更の必要あり)。

カメラ側の補正機能は、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差などに対応。今後発売されるレンズは、PC経由でのデータ更新が可能という。

撮影情報のExifデータ記録にも対応。

内蔵LEDの色と発光パターンでレンズの対応・非対応を表示する機能もある。

(本誌:折本幸治)