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【CES】オリンパス、前日イベントに300mm F4.0 IS PROを出品

OLYMPUS OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

Olympus Corporation of the Americasは1月5日(現地時間)、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」を発表。さっそく、CES 2016の前日イベント「Digital Experience!」で展示していた。

日本でも正式に発売が発表された交換レンズで、「M.ZUIKO DIGITAL PRO」シリーズの最新モデルとなる、35mm判換算で600mm相当の単焦点望遠レンズだ。日本での価格は税別37万円(受注販売)、2月末に発売される。

オリンパスのマイクロフォーサーズ用のレンズとして、これまでにない全長のレンズだが、展示されていたE-M1との組み合わせではグリップ形状の良さもあり、問題なく手持ちで撮影できる範疇。また、ライブビュー表示を見ただけとはいえ、レンズ内とボディ内、2つの手ブレ補正機構を協調させる「5軸シンクロ手ぶれ補正」の効果も高く感じられた。

フォーカスリングは他のM.ZUIKO PROラインと同様、金属製でスリットが入っているタイプ。AF時に手前に引くとMFに切り替わり、置きピン撮影に即移行できる機構も備えている。

最短撮影距離は1.4m。テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」にも対応する。9枚羽根の円形絞りを採用。

会場では他のM.ZUIKO PROラインも勢ぞろい。担当者は、一眼レフカメラを使うプロフォトグラファーでも、仕事に十分使えるラインナップになったと誇らしげに語っていた。

各種スイッチ類。L-Fnボタンはファンクションボタンとして利用できる。
マウント面
AFに設定している状態。
手前に引くと距離指標が現れてMFへ。
M.ZUIKO PROレンズを取り揃えていた。
OLYMPUS AIR A01も

(本誌:折本幸治)