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ソニーと東芝、CMOSセンサー製造設備の譲渡で正式契約

ソニーと東芝は12月4日、東芝が持つCMOSセンサーなどの生産設備をソニーが譲り受けることで正式に契約を締結したと発表した。

東芝が大分工場内に所有するCMOSイメージセンサーやメモリーコントローラーの製造施設を、ソニーおよびソニーセミコンダクタに譲渡する。譲渡金額は190億円。2016年3月末までに譲渡が行われる。

当該施設は、ソニーセミコンダクタが主にCMOSイメージセンサーの製造に使用する。同施設に関わっている東芝および関係会社の社員約1,100名はソニーグループで受け入れる予定。

東芝は10月28日に、CMOSイメージセンサーの製造からの撤退を発表。ソニーに譲渡することで基本合意していた。

(本誌:武石修)