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オリンパス、STYLUS 1の新ファームウェアを告知

ステップズーム、タイムラプスなど追加 新モデルSTYLUS 1s相当に

オリンパスは12月16日、レンズ一体型デジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS 1」の最新ファームウェアを公開すると予告した。

適用することで、11月14日発売の新製品「OLYMPUS STYLUS 1s」と同等の機能が備わる。

公開日時は2015年1月15日11時を予定。

OLYMPUS STYLUS 1

ファームウェアのバージョン番号は2.0。

Ver.2.0で追加される機能は次の通り。

1)AFターゲット選択に従来の約1/4の大きさのスモールAFターゲット[・]sが追加。細かい部分のピント合わせが可能に。

2)焦点距離表示で[倍率]、[焦点距離]、[35mm 換算]が選択可能に。

3)ステップズーム機能が追加。28、35、50、70、85、100、135、200、300mm(35mm換算)の9ステップ。

4)MFアシストでピーキング表示が可能に。

5)インターバル撮影(最大999コマ、撮影間隔1秒〜24時間)とタイムラプス動画が追加。

6)ワイドコンバージョンレンズ「WCON-08X」に対応。

OLYMPUS STYLUS 1は、ミラーレスカメラ「OM-D」シリーズを思わせるデザインを採用したレンズ一体型の高倍率ズームカメラ。ズーム全域でF2.8の28-300mm相当(35mm判換算)となる10.7倍ズームレンズを搭載する。撮像素子は有効1,200万画素の1/1.7型CMOSセンサー。

発売は2013年11月29日。後継機種OLYMPUS STYLUS 1sが2014年11月14日に発売されている。

一方のOLYMPUS STYLUS 1sは、STYLUS 1を撮像素子やレンズなどの基本構成はそのままに、ステップズームなどの新機能を搭載したリニューアルモデル。発売は2014年11月14日。実勢価格は税込6万7,000円前後。

OLYMPUS STYLUS 1s

今回、STYLUS 1の新ファームウェアで追加される諸機能は、いずれもSTYLUS 1sで実現した新機能。

本体外装やグリップラバーのの表面処理など細かい違いはあるものの、STYLUS 1sおよびSTYLUS 1の機能差は、このファームウェアでほぼ解消されることになる。STYLUS 1ユーザーにはうれしいアップデートといえるだろう。

(本誌:折本幸治)