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OLYMPUS STYLUS 1のファームウェアVer.2.0が公開

後継機STYLUS 1s相当に機能アップ

オリンパスイメージングは1月15日、レンズ一体型カメラ「STYLUS 1」の最新ファームウェアを公開した。

STYLUS 1(2013年11月発売)

2014年12月に予告していた通り、Ver.2.0のファームウェアが公開された。適用することで新モデル「STYLUS 1s」(2014年11月発売)相当となる機能追加が行われる。

具体的な更新内容は次の通り(引用)。

更新内容(Ver.2.0)

  • AFターゲット選択に、スモールAFターゲット [ ・ ]sを追加しました。
     * 従来の約 1/4 のターゲットの大きさで、細かい部分にピント合わせが可能になります。
  • 焦点距離表示に、[倍率]、[焦点距離]、[35mm換算]を選択可能にしました。
  • ステップズーム機能を追加しました。
     * ズーム操作で9段階 (28,35,50,70,85,100,135,200,300mm 35mm換算) のステップでズーミングできます。
  • MFアシストに、[ピーキング] 機能を追加しました。
     * 画面内の輪郭のはっきりした箇所が白又は黒で強調表示されます。
  • インターバル撮影 (コマ数:最大999、撮影間隔:1秒 から 24時間)とタイムラプス動画を追加しました。
  • ワイドコンバージョンレンズ [WCON-08X] に対応しました。WCON-08X 使用時に設定が必要です。

なお、ファームウェア更新時にはカメラの設定が一旦リセットされるとしている。

OLYMPUS STYLUS 1は、ミラーレスカメラ「OM-D」シリーズを思わせるデザインを採用したレンズ一体型の高倍率ズームカメラ。35mm判換算28-300mm相当F2.8の10.7倍ズームレンズを搭載する。撮像素子は有効1,200万画素の1/1.7型CMOSセンサー。発売は2013年11月29日。

後継機種OLYMPUS STYLUS 1sは、STYLUS 1の撮像素子やレンズなどの基本構成をそのままに機能追加や外観のリファインを行なったリニューアルモデル。発売は2014年11月14日。実勢価格は税込5万8,740円前後。

参考:STYLUS 1s

(本誌:鈴木誠)