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iPhoneをデジカメの無線リモコンにする「SmartShutter」
GPSデータの取得にも対応
（2013/2/28 18:16）
ゼスティーシステムズ株式会社は、iOSデバイスをデジタルカメラの無線リモコンおよびGPSユニットにする無線アダプター製品を3月2日に発売する。
ラインナップは、ニコンボディ用の「ZGR-2a」「ZGR-2b」、キヤノンボディ用の「SS-C1」「SS-C2」、オリンパスボディ用の「SS-O1」、ソニーボディ用の「SS-S1」。
いずれも、デジタルカメラのリモコン用端子に接続する無線アダプター。全機種とも専用のiOSアプリ「SmartShutter」により、iOSデバイスと無線で接続が可能。接続後は、iOSデバイスからのリモート撮影、インターバル設定などが行なえる。
iOSデバイスとの接続には、Bluetooth 4.0+LEを使用する。
さらにアプリは、iOSデバイス内のGPS機能を利用するGPSロガーとしても機能する。ZGR-2a/2bは、アプリが取得した位置情報を画像に書き込むことが可能。SS-C1/C2/O1/S1は、ログファイルをiTunesやメールなどを経由してPCに送信できる。ファイル形式はGPX。
iOSデバイスを振るとシャッターが切れたり、端末の音量ボタンでシャッターを切る機能も搭載。コンパス、日の出時刻の表示なども行なえる。
対応機種は、iOS 5.1以降のiPhone 4S、iPhone 5，iPod touch（第5世代）、iPad（第3世代以上）、iPad mini。
ZGR-2a/2b
基本的には、同社が2012年8月に発売したZGR-1を無線化した製品となる。カメラボディのGPSユニットを接続する端子に装着する。電力はカメラから供給される。
ラインナップは、ニコン製品の10ピンターミナルに対応する「ZGR-2a」と、同じくニコンのアクセサリーターミナルに接続可能な「ZGR-2b」。
価格は各5,980円。
下記のSSシリーズと異なり、無線アダプターとカメラ本体の間にケーブルを必要としない。また撮影時、撮影画像に位置情報を付加できるのもZGR-2だけだ。
ZGR-2aの対応機種は、D4、D3、D3S、D3X、D2Hs、D2X、D2Xs、D800、D800E、D700、D300、D300S、D200（以上、ニコン）、FinePix S5 Pro（以上、富士フイルム）。
ZGR-2bの対応機種は、D600、D7000、D5200、D5100、D5000、D3200、D3100、D90（以上ニコン）。
外径寸法および質量は、ZGR-2aが58×20×23mm/約20g。ZGR-2bが61×20×8mm/20g。
SS-C1/C2/O1/S1
制御ユニットとケーブルで構成された無線アダプター製品。ケーブルは取り外しが可能。
価格は各5,480円。
制御ユニットの外径寸法は45×26×11mm。質量は約25g。ケーブルの長さは11〜13mm。
ZGR-2a/2bと異なり、制御ユニットの電源としてコイン電池（CR2032、同梱）が必要。
SS-C1の対応機種は、EOS-1V/1VHS、EOS 3、EOS-1D、EOS 5D、EOS 6D、EOS 50D、EOS 40D、EOS 30D、EOS 20D、EOS 10D、EOS D60、 EOS D30（以上キヤノン）。
SS-C2の対応機種は、EOS 7s、EOS 7、EOS 55、EOS Kissシリーズ、EOS 3000、EOS IX E、EOS IX50、EOS 60D、EOS 60Da（以上キヤノン）、645D、K-5 II/s、K-5、K-7、K30D、K20D、K10D、K200D、K100D、*istD（以上ペンタックス）。
SS-O1の対応機種は、E-M5、E-P3、E-P2、EP1、E-PL5、E-PL3、E-PL2、E-PM2、E-PM1、E-30、E-620、E-520、E-510、E-420、E-410、SP-590UZ、SP-570UZ、SP-565UZ、SP-560UZ、SP-550UZ、SP-510UZ（以上オリンパス）。
SS-S1の対応機種は、α99、α57、α65、α77、α37、α55、α33、α900、α500、α700、α300、α350、α200、α100（以上ソニー）、α-7 DIGITAL、α Sweet S、α-807si、α-9、α-7、DiMAGE 7Hi、DiMAGE 7i（以上コニカミノルタ）。