ニッシン、連続1,000回発光の「マシンガンストロボ」を9月28日に発売


 ニッシンジャパン株式会社は26日、マシンガンストロボ「MG8000」の発売日を9月28日に決定したと発表した。

 販売は直販サイトのニッシンデジタル・ダイレクト本店(28日以降)およびニッシンジャパン本社(28日のみ・予約分のみ)。10月以降はニッシンデジタル・ダイレクトAmazon店でも取り扱いを始める。



 価格は4万9,800円。キヤノン用とニコン用をラインナップする。

 2011年2月の発表当初、同年6月の発売を予定していた製品。その後、検証などを行なうため発売時期が未定となっていた。一時は2012年春での発売がアナウンスされていたが、このたび正式に発売日が決まった。

 高耐熱発光ヘッドや高耐熱フレネルヘッドなどの採用により、連続1,000回の発光が可能というクリップオンストロボ。放電管にはクオーツチューブを採用。高温に強く、耐久性が向上したという。

 発売に当たり、これまでの仕様に加えて「ストロボ発光禁止モード」を追加。撮影中、一時的にストロボをオフにしたい時に便利という。

 ガイドナンバーは60(105mm、ISO100)、40(35mm、ISO100)。照射角のズーム範囲は24〜105mm以上。発光間隔は0.1〜5.5秒。

 発光ヘッドは上方90度、左90度、右180度のバウンスが可能。本体前面にはガイドナンバー12のサブ発光部も備える。背面にはカラー液晶ディスプレイを装備。

 電源は単3形電池4本を使用。同社の従来機と同様、クイックローディングシステムを採用している。シンクロ端子には同社「パワーパック」などの外部電源を装着可能。

 外形寸法は約148×78×127mm。質量は416g(電池除く)。

 10月初旬には、同社の外部電源「パワーパック」をセットにした「MG8000パワーパックセット」も発売する。価格は6万9,800円。

 すでにMG8000を単体で購入した人には、セットとの差額2万4,000円でパワーパックセットにバージョンアップできる。


2012年9月28日:「MG8000パワーパックセット」について追記しました。




(本誌:折本幸治)

2012/9/26 17:50