カシオ、音声ガイドを搭載した「プリン写ル」の新モデル


 カシオは、PCを使用せずにハガキや写真をプリントできる「プリン写ル」の新モデル「PCP-1300」と「PCP-300」を9月11日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はPCP-1300が5万5,000円前後、PCP-300が4万円前後の見込み。

プリン写ルPCP-1300プリン写ルPCP-300

 キーボードを搭載するフォトプリンター。PCP-1300は新たに音声ガイド機能を搭載した。「ハガキのデザインを選択してください」など、音声にしたがって操作することでプリントが可能。また、従来からのタッチパネル式7型液晶モニター(480×234ドット)を備え、手書き入力やスタンプ機能が使用できる。

 宛名はキーボードで入力可能なほか、メモリーカードから宛名データ(Jアドレス/CSV)を読み込むことができる。本体に約1,000件まで登録できる。文面は294種類のデザインから選択でき、写真や内蔵イラストと組み合わせたハガキなどを作成できる。撮影した写真に自作の俳句を書き込む「写真俳句」も作成可能。

 対応用紙はハガキサイズ、A6サイズ、Lサイズ、2Lサイズ、10×15タブ付き(165×102mm)、シール紙(148×100mm)。プリント解像度は2,400×1,200dpi。プリント速度はハガキ宛名が約40秒/枚、Lサイズ写真が約50秒/枚。

 対応記録メディアはCF、SDHC/SDメモリーカード、MMC、メモリースティック、メモリースティックPRO、メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ、xDピクチャーカード(TypeM/M+/H)。アダプターを使用することでminiSDHC/SDカードとmicroSDHC/SDカードも使用できる。

 本体サイズは251×130×151mm。重量は約2.3kg。タッチペン2本などが付属する。

 PCP-300は、PCP-1300の液晶ディスプレイを非タッチパネルの3.5型(240×320ドット)に変更し価格を抑えたモデル。手書きとスタンプ機能も省略した。本体サイズは251×130×147mm。重量は約2.1kg。



(本誌:武石修)

2009/8/5 16:01