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ソニー、Eマウント望遠Gレンズ & 50mm F1.8を海外発表

70-300mmは手ブレ補正付き 1mを切る最短撮影距離

ソニーは米国時間で3月29日、米国サンフランシスコでプレスイベントを開催。35mmフルサイズ対応のEマウント交換レンズ2本を発表した。米国では5月に発売される見込み。

いずれもミラーレスカメラαシリーズで使用可能な交換レンズ。日本での発売は未定。

FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)

手ブレ補正機構OSSを搭載する望遠ズームレンズ。35mmフルサイズ対応のソニー純正FEレンズとして、テレ側の焦点距離が最も長いレンズでもある。

ソニー独自開発の高級ライン、Gレンズの銘を冠する。米国での価格は1,200ドル。

レンズ構成は、非球面レンズ4枚およびEDガラス2枚を含む13群16枚。

9枚羽根の円形絞りを採用する。

最短撮影距離は0.9m。最大撮影倍率は0.31倍。ちなみにAマウントの70-300mm F4.5-5.6 G SSM IIの場合、それぞれ1.2m、0.25倍となっている。

外形寸法は84×143.5mm。重量は854g。防塵防滴設計。

製品画像では、フォーカスホールドボタンと思われるボタンも確認できる。

FE 50mm F1.8(SEL50F18F)

焦点距離50mm、重量186gの比較的小型な標準レンズ。カールツァイス銘ではなくソニーレンズ銘。価格も250米ドルと比較的廉価に設定されている。発売済みで類似の焦点距離・口径比を持つFEレンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」は、希望小売価格9万9,000円(税別)。

レンズ構成は5群6枚。

7枚羽根の円形絞りを採用する。

最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は0.14倍。

外形寸法は68.6×59.5mm。マウントは金属製。

(本誌:折本幸治)