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防塵防滴構造になった24倍ズーム機「LUMIX FZ300」

4Kフォト、空間認識AF、Wi-Fi機能も

パナソニックは、「LUMIX DMC-FZ300」を9月17日に発売する。店頭予想価格は税別8万円前後の見込み。

35mm判換算25-600mm相当F2.8の24倍ズームレンズ「LEICA DC VARIO-ELMARIT」を搭載するレンズ一体型の高倍率ズーム機。撮像素子は有効1,210万画素の1/2.3型。最大記録画素数での連写速度は約12コマ/秒(AFS)、約6コマ/秒(AFC)。RAW記録に対応する。

同様のレンズスペックを持つ従来モデルの「FZ200」(2012年8月発売)に対し、秒間30コマの連写から約800万画素の静止画を選べる「4Kフォト」機能の搭載、高速・高精度を特徴とする「空間認識AF」の採用、アウトドア向けに防塵防滴構造としたボディがポイント。EVFは約144万ドットの有機ELパネルになった。

操作ダイヤルは、カメラ背面の後ダイヤルと、レンズ側面のサイドダイヤルを装備。

最大30pの4K動画、最大60pのフルHD動画を記録できる。

3型約104万ドットのタッチパネル式モニターを採用。フリーアングル式。EVFを覗きながらAFポイントを動かせる「タッチパッドAF」にも対応する。

また、7月の開発発表では、2015年度中のファームウェアアップデートにより、4Kフォトの応用でフォーカス位置の異なるカットをあとから選べる「フォーカスセレクト」を搭載予定としている。

Wi-Fi機能を搭載。スマートデバイスと連携して画像転送、リモート撮影ができる。

対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。UHSスピードクラス3(U3)まで対応する。

外形寸法は約131.6×91.5×117.1mm。重量は約691g(バッテリー、メモリーカード込み)、約640g(本体のみ)。バッテリー撮影可能枚数は約380枚。

(本誌:鈴木誠)