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パナソニック、LUMIX GX8/G7/FZ300に「フォーカスセレクト」機能を追加

撮影後にピント位置を選択 来春にはGH4も

LUMIX DMC-GX8

パナソニックは11月25日、レンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-GX8」および「LUMIX DMC-G7」とレンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ300」の新ファームウェアを公開した。バージョン番号はともに2.0。

LUMIX DMC-G7
LUMIX DMC-FZ300

LUMIX DMC-GX8の更新内容は以下の通り。

・[フォーカスセレクト]機能を追加しました。

撮影後、自由にピント位置を選び、好みの写真を保存することが出来ます。

・シャッターリモコンの互換性を向上しました。

フォーサーズレンズ、カメラボディ アップデート共同サービス

LUMIX DMC-G7の更新内容は以下の通り。

・[フォーカスセレクト]機能を追加しました。

撮影後、自由にピント位置を選び、好みの写真を保存することが出来ます。

・HDMI接続時の性能を向上しました。

・連写撮影時の性能を向上しました。

フォーサーズレンズ、カメラボディ アップデート共同サービス

LUMIX DMC-FZ300の更新内容は以下の通り。

・[フォーカスセレクト]機能を追加しました。

撮影後、自由にピント位置を選び、好みの写真を保存することが出来ます。

フォーサーズレンズ、カメラボディ アップデート共同サービス

新機能となる「フォーカスセレクト」は、ピント位置を移動させながら30コマ/秒で連写する機能。7月16日のDMC-GX8発表時に、将来の対応を告知していた。

フォーカスセレクト機能のイメージ(DMC-GX8の発表会より)

撮影後にピントを合わせたい写真にタッチするだけでその被写体にピントの合ったコマを保存可能。4Kフォトと空間認識AF技術を使ったもので、記録画質は4Kフォトと同じ。ピント決定が難しいマクロ撮影などで、より完成度の高い写真表現を楽しめるとする。

なお、UHSスピードクラス3のSDカードを使用する必要がある、撮影時に画角が狭くなる、ストロボ撮影ができないといった制限がある。

また、「LUMIX DMC-GH4」にフォーカスセレクト機能を追加するファームウェアアップデートを来春実施する。

LUMIX DMC-GX8は、チルト式EVFを内蔵するマイクロフォーサーズカメラ。世界初というレンズとボディの双方で手ブレ補正を行う「Dual I.S.」を搭載している。発売は8月。ボディのみの実勢価格は税込13万3,700円前後。

LUMIX DMC-G7は、フリーアングル式液晶モニターを搭載するマイクロフォーサーズカメラ。フロントとリアに2つの操作ダイヤルを備える。発売は6月。ボディのみの実勢価格は税込7万5,380円前後。

LUMIX DMC-FZ300は、35mm判換算25-600mm相当F2.8の24倍ズームレンズを搭載するモデル。防塵防滴構造を採用している。発売は9月。実勢価格は7万3,220円前後。

(本誌:武石修)