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iPhone用カメラユニット「DxO ONE」が発売
1型センサー、32mm相当F1.8レンズ
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/6/22 13:43)
DxOは6月18日、iOS端末用カメラユニット「DxO ONE」を発表した。発売は2015年第4四半期の予定。価格は7万9,900円。iOS 8以降に対応する。
iPhoneやiPadといったiOS端末のLightning端子に直接取り付けるカメラユニット。iPhoneに装着し、内蔵カメラより高性能な撮像素子とレンズを使って撮影できる。
本体に収納式の可動式Lightningコネクターを持ち、スイバル式デジカメのようにカメラユニットとディスプレイ(iOS端末)の角度を動かせる。タッチ式の有機EL情報パネルも装備。
有効2,020万画素の1インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。感度設定範囲はISO100〜ISO51200。JPEG、RAW(DNG、DxO SuperRAW)記録に対応する。
DxOのSuperRAWフォーマットを使うと、4枚のRAWデータを連写合成することでノイズ低減が行なえる。通常撮影時のセンサー性能はDxOMarkスコアで70に相当し、SuperRAWを使えば85を達成するとしている。
レンズは32mm相当F1.8。6枚羽根の虹彩絞りを搭載する。最短撮影距離は20cm。
撮影モードは、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出のほか、オートやシーンモードを搭載。「Selfie」モードも備える。シャッタースピードは1/8,000〜15秒。
1,080p/30fpsおよび720p/120fpsのH.264動画記録に対応。動画撮影用の電子式手ブレ補正機構を利用できる。
記録メディアはmicroSDカード(U3対応)。接続しているiOS端末に保存することも可能。
リチウムイオンバッテリーを内蔵し、200枚の撮影が可能。充電および転送用のmicroUSB端子も備える。
外形寸法は67.5×48.85×26.25mm。重量は108g。
期間限定で、写真編集ソフトのDxO Optics Proと、銀塩フィルムの画調を再現するDxO FilmPackが付属する(ともにElite版)。