岡嶋和幸の「あとで買う」

1,655点目:SNSでよく目にする写真の悩みや疑問の答え

小林紀晴『写真のこたえ』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

小林紀晴『写真のこたえ』

私の仕事は紙媒体がメインなので、自宅や仕事場にはこれまで撮影、執筆、編集などを担当した印刷物がたくさんあります。それらは増える一方なので、こまめに整理しないと収納場所がなくなってしまいます。

雑誌は自分が担当したページのみを切り出してファイリングします。『デジタルカメラマガジン』だと特集や連載、製品レビューなどがありますが、自分のページではないのに残している記事があります。

小林紀晴さんの人気連載「写真の時間」です。共感できる部分がとても多く、自分の中でモヤモヤしていることをうまく言語化されているので、とても参考になります。 連載は現在も継続中ですが、これまでのものに新たな書き下ろしと作品を加えて1冊にまとめたのが本書です。

32のQ&Aが掲載されていて、「写真にセンスは必要ですか」「良い写真って何ですか」「なかなか人に評価されません」「レタッチの許容範囲は」「写真に言葉は必要ですか」「審査では何を見ていますか」「独学で写真家になれますか」など、SNSでよく目にする悩みや疑問に対する紀晴さんなりの答えが明確に綴られています。

販売価格は1,870円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。