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PHOTONEXT 2015にEOS 5Ds/Rが展示

4×5対応のフィルムデュプリケーターも

フォトビジネスおよびプロフォトグラファーを対象としたイベント「PHOTONEXT 2015」が6月2日、東京ビッグサイトの西4ホールで開幕した。日時は2015年6月2日(10時〜18時)と6月3日(10時〜17時)。入場は無料。

プロ機材や撮影ソリューションなどの展示とセミナーが主なイベント。本稿では、会場で試せるデジタルカメラやストロボなどの新製品を採り上げる。

EOS 5DsとEOS 5Ds Rのハンズオンコーナーが人気

キヤノンのブースでは、6月発売予定のデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」のハンズオンコーナーを設けていた。

EOS 5Ds
EOS 5Ds R

説明員によると有効約5,060万画素という高画素が広告などの商業写真分野からも注目されているという。ウエディング分野からは光学ローパスフィルター搭載のEOS 5Dsの引き合いが多いとのこと。なおデモ機による撮影画像の持ち帰りはできない。

盛況なハンズオンコーナー

ブースでは両機種のセミナーも行われており、立ち見が出る盛況ぶりだった。

セミナーも賑わっていた
EOS 5Ds/Rで撮影したサンプルも展示

4×5対応のデュプリケータが参考展示

リコーイメージングブースでは、4×5フィルム対応のデュプリケーターを参考展示していた。製品化は未定。

4×5対応とあって、従来品よりも大柄

同社にはブローニーまで対応するフィルムデュプリケーターがあるが、同じ原理で4×5に対応させた。デジタルカメラでフィルムを撮影することで、デジタル化できる。他社のカメラでも使用可能。

フィルムホルダーはニュートンリングを防ぐガラスでフィルムを挟む構造になっている

同社では主に業務向けを想定しており、写真店などで4×5をデジタル化するサービスなどに利用できるとしている。

Kマウントの35mmフルサイズ機はCP+2015と同じモックアップで展示。ビジネス向けショーのためアップデートの発表は無いが、開発は順調とのこと

1.5秒でチャージできる充電式ストロボ

ケンコープロフェッショナルイメージングでは、Godoxのクリップオンストロボ「V860」を展示していた。税別2万9,800円で近日に発売する。

世界初というリチウムイオン充電池で動作するクリップオンストロボ。ガイドナンバーは58。チャージタイムが1.5秒と短いのが特徴。フル充電で650回発光できる。

リチウムイオン充電池を採用
充電器が付属する

キヤノン用とニコン用を用意し、それぞれのTTL調光に対応する。マスターおよびスレーブ機能を搭載し、ハイスピードシンクロも可能。

ニッシンジャパンのAir対応レシーバー

ニッシンジャパンは、独自の無線コントロールのAirシステムに対応したレシーバーを参考展示していた。年内の発売を予定している。キヤノン用とニコン用を用意する。

Airシステムに対応したレシーバー。チャンネル/グループの設定が可能

i40やMG8000といったAirシステム非対応のストロボでも、このレシーバーを用いるとすでに発売しているAirのトランスミッターで制御できる。TTLにも対応する。

また、Air対応のクリップオンストロボ「Di700A」のソニー用が展示されていた。ソニー用は発売日未定だったが、年内に発売するとのこと。

Di700Aのソニー用も

稲妻でシャッターが切れるトリガー

よしみカメラでは「雷トリガー」と「ケースリモート」を参考展示していた。いずれも7月1日に発売する。名称などは変更になる可能性がある。

雷トリガー

雷トリガーは、稲妻や花火の光を感知してカメラのシャッターを切るアクセサリー。キヤノンとニコン機に対応する。光だけで無く、物の動きをトリガーにすることもでき動物写真などにも向ける。

ケースリモートはアクセサリーシューに装着し、カメラとUSBで接続することでスマートフォンからWi-Fiでカメラのコントロールができるアクセサリー。価格は税別2万6,800円を想定している。対応機種などは今後アナウンスする。

大きな特徴として、自動でフォーカスをずらして複数枚を撮影する「フォーカススタッキング」機能を備え、深度合成の素材を簡単に撮影できるという。スマートフォンからライブビューの確認も可能。

ケースリモート

重めの機材に対応した動画用雲台

平和精機工業は、動画撮影用雲台「RH25D」を展示。8月に税別6万8,000円で発売する。

RH25D(雲台)。傾けて手を離しても静止する

従来タイプは動画用三脚専用のボールタイプの取り付け部だったが、今回は同社の下位モデル「ALLEX」シリーズの雲台と同様にボールの下をフラットに改良した。これにより、フォトユーザーは、一般的な写真用三脚に直接装着可能になった。

雲台底面をフラットにした

ALLEXの雲台よりも積載重量が大きく、1.8〜5kgの機材でカウンターバランスが動作する。

プリント注文が増える店頭端末ソフト

富士フイルムでは、店頭プリント受付機の新ソフト「Wonder Print Station」を展示していた。7月から販売する。

タッチパネルで操作する仕組みで、画面デザインなどを注文しやすく改良した。独自の画像解析技術「イメージオーガナイザー」を新搭載し、自動で写真をレイアウトする。従来からあるシャッフルプリントのテンプレートも増やした。

ハート型などのレイアウトを追加した
注文画面

今回、注文の最後に別パターンのプリントを複数提示する仕様にした。これにより、ユーザーがさらにプリントを注文することで、店舗の売上増に寄与できるとのこと。

注文の最後に別のプリントを提示する