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「PENTAX FILM DUPLICATOR」が5月下旬に発売

デジタルカメラで6×9判までのフィルムをデータ化

 リコーイメージングは、フィルム複写用アクセサリー「PENTAX FILM DUPLICATOR」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は税別12万円前後の見込み。

 レンズ交換式デジタルカメラでフィルムを複写するためのアクセサリー。CP+2014で参考展示していた。フィルムスキャナーのような読み取り時間を必要としないため、作業時間の大幅な短縮が可能だとする。

 マクロレンズや外付けストロボなどを組み合わせて使用する。さまざまなタイプのレンズ交換式デジタルカメラが装着できるという(カメラ本体の底面から光軸までの距離が95mm以内、レンズ外径が90mm以内)。対応フィルムサイズは35mm判から6×9判。

 フィルムの撮像部分に加え、撮影画面外に記録された撮影情報も記録可能。ネガフィルムは、市販の画像処理ソフトを使用することで通常の画像として保存できる。

PENTAX K-3での使用例
PENTAX 645Zでの使用例

 外形寸法は530×165×230mm、重量は2.2kg。使用時最大長は約900mm、ベローズ最大長は約328mm。

 35mm判用の「マウントホルダー35MM」が付属する。35mm判以外を複写する場合は、別売のフィルムホルダーが必要。

 オプションとして「マウントホルダー645/66」、「マウントホルダー67/69」、「スリーブベースマウント」、「スリーブホルダー35MM」、「スリーブホルダー645」、「スリーブホルダー66/67/69」、「クイックシュープレート」、「クイックシューベース」を用意する。

(本誌:武石修)