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オリンパスプラザ東京が新宿に移転、営業を開始
ショールーム、サービスセンター、ギャラリーなどを集約
Reported by 本誌:折本幸治(2015/5/12 13:43)
オリンパス株式会社は5月9日、新宿区西新宿に移転した「オリンパスプラザ東京」を営業開始した。所在地は、東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階。
もともとオリンパスプラザ東京は、千代田区神田小川町に1997年より所在していた。移転先の新宿は新宿駅を中心とした人出の多さに加え、周囲にカメラ販売店や写真ギャラリーが集まっており(主だったものだけでも16箇所)、東京近郊の写真好きにとって足を運ぶことの多いエリアといえる。
新しいオリンパスプラザ東京では、ショールーム、サービスセンター、セミナールーム、ギャラリー、プロサロンなどを集約。営業時間をこれまでの10時〜18時から11時〜19時へと夜型にシフトさせた他、日曜日にも営業するなど、より便利になった。1カ所だったセミナールームも、計2カ所に増えている(ただしフロアは別)。
ショールム、ギャラリーはエステック情報ビルの地下1階に所在。
ショールームにはほぼすべての現行イメージング、オーディオ製品が揃うとのこと。バッグやストラップなどのアクセサリー類も充実している。
ショールームの隣には、神田小川町時代に続き、フォトギャラリーの「オリンパスギャラリー東京」が所在する。
オリンパスギャラリー東京ではオープニング企画として、「オリンパスカメラによる写真展・写真家大集合」が開催中だ。著名写真家260名以上の作品を一人一点ずつ集めた写真展で、いずれもオリンパス製品で撮影されている。プリントも作家が行い、オリンパスは額装を担当した。5月20日まで。
同じフロアには、イベントスペースが用意されている。営業開始の5月9日には、山岸伸さんや清水哲朗さんのトークショーが行われていた。
なお、5月16日には「東京カメラ部10選 オリンパス3人展トークライブ」が行われる予定。時間は12時〜13時。2012年から2014年までの東京カメラ部10選に選ばれた3名が登壇するという。
サービスステーションは同じエステック情報ビルの17階にある。面積が43.7平方mから72.7平方mへと増床。修理対応を行う他、引き続きセンサークリーニングを無料で受けられる。
地上17階のロケーションを活かす試みとして、「望遠レンズ体験コーナー」が用意されている。営業開始時は、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを試すことができた。
また、「セルフファームアップコーナー」では、持ち込んだオリンパス製カメラのファームウェアをアップデート可能だ。
なお、オリンパスプラザでは、地方都市を対象とした「出張!無料カメラクリーニングサービス」を実施している。当日持参したオリンパス製カメラを清掃クリーニングしてもらえるもので、佐々木啓太さんのトークショーや、アウトレット商品の販売なども行われる。次回5月23日は、金沢が会場になるとのことだ。
サービスステーションの隣は、セミナールームになっている。写真教室「オリンパスデジタルカレッジ」などを開催する場。
なお、新しいオリンパスプラザ東京では、先着500名にOLYMPUS PEN/OM-Dマーキングクリップを配っている。詳しくはこちらで確認してほしい。