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エプソン、A2ノビ対応プリンター「SC-PX3V」

SC-PX5V IIと同等の画質 17インチロール紙にも対応

オプションのロール紙ユニット装着時

エプソンは、A2ノビサイズ対応のインクジェットプリンタ「SC-PX3V」を5月14日に発売する。店頭予想価格は15万円台後半(税別、以下同)。

ハイエンドユーザー向け「プロセレクション」の新製品。PX-5002(2010年発売)の後継機に当たるモデルで、今回は先行して発売されたA3ノビプリンタ「SC-PX5V II」の上位機種としてラインナップされる。

想定ユーザーは、写真家、ハイアマチュア、業務(写真館、デザインなど)。

画質面では、SC-PX5V IIと同じEpson UltraChrome K3インクを採用。黒深度の深さや乱反射の低減などを特徴とする9色独立インクで、A2サイズのプリントに対応する本機では、さらなる大型のインクタンク(1色分5,000円程度)が採用された。

プロセレクションとして新しい取り組みとなるのは、A2ノビ(17インチ幅)のロール紙プリントが可能なこと。オプションのロール紙ユニット(1万9,980円)を取り付けることで実現する。

ロール紙ユニットはSC-PX3Vの背面に取り付ける。給紙も背面となり、前面から排紙される仕組み。

ちなみに単用紙(カット紙)のうちファインフォト用紙などの厚紙は、今回からSC-PX5V IIと同じく前面給紙になった。

SC-PX3Vの発売に合わせ、エプソンは次のロール紙を新製品として用意する。

  • プレミアムサテンキャンバス(2万7,500円)
  • プレミアムマットキャンバス(2万5,000円)

加えて、従来からの下記ロール紙も使用可能。

  • プロフェッショナルフォトペーパー<厚手光沢>(1万7,000円)
  • プロフェッショナルフォトペーパー<厚手半光沢>(1万7,000円)
  • プロフェッショナルフォトペーパー<厚手絹目>(1万円)
  • プロフェッショナルフォトペーパー<厚手微光沢>(1万7,000円)
  • PX/MCプロフェッショナルマット紙ロール(6,500円)

ロール紙の需要についてエプソンでは、高精細画像の長尺プリントなどを想定。ハーネミューレが商品化して有名になった、ギャラリーラップの盛り上がりも見据えているという。特に新製品のプレミアムサテンキャンバスは、ギャラリーラップに似合いそうなテクスチャを持つ。

そこで専用プリントソフトのEpson Print Layoutでは、「ロール紙長尺印刷」と「ギャラリーラップ」の作成機能が追加される。

その他、PX-5002からの進化点としては、無線LANへの対応や、2.7型チルト式タッチパネルの搭載が挙げられる。PX-5002では有線LANのみ、モノクロ液晶ディスプレイだった。

外形寸法は684×376×250mm、重量は19.5kg(ロール紙ユニット非装着時)。ちなみに、A3ノビ機のSC-PX5V IIは616×369×220mm、15kg。