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ニコン「D4S」の最新ファームウェアが公開

タイム撮影で30分超の露光が可能になるなど

ニコンは4月21日、デジタル一眼レフカメラ「D4S」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.1.20。

小型ストロボ「SB-500」(2014年9月発売)を使用した際のコマンダーモードへの対応や、シャッタースピード4秒以上での連続撮影コマ数の無制限化、最長30分の露光時間制限を解除するなどの仕様変更を含む。

ファームウェアC:Ver.1.20の変更内容

  • 別売のスピードライトSB-500を取り付けている場合、[カスタムメニュー] > e3 [外付けフラッシュ発光]の設定項目として[コマンダーモード]が選択できるようになりました。*
  • ホワイトバランスの [オート] と [フラッシュ] が 別売のスピードライトSB-500のLEDライトに対応しました。
  • オートホワイトバランスの安定性を向上しました。
  • 露出モードがSまたはMのときにシャッタースピードを4秒以上に設定していた場合の連続撮影のコマ数の制限を無くしました。*
  • タイム撮影において、最長30分の露光時間の制限を無くしました。*
  • [カスタムメニュー] > a10 [縦/横位置フォーカス切換] を [フォーカスポイントとAFエリアモード] に設定していて且つ、縦位置と横位置とで AFエリアモードを変えていた場合、縦から横(または横から縦)に切り替えた際に、ファインダー内に表示されるフォーカスポイントの表示方法を変更しました。また、[カスタムメニュー] > f19 [レンズのフォーカス作動ボタン機能] を [AFエリアモード] に設定した場合、レンズのフォーカス作動ボタンを押した際に、ファインダー内に表示されるフォーカスポイントの表示方法を変更しました。
  • 下記の現象を修正しました。
    - AFモードが AF-S、AFエリアモードがシングルポイントAF、[カスタムメニュー] > a2[AF-Sモード時の優先]の設定が[フォーカス]、[カスタムメニュー] > a4[半押しAFレンズ駆動]が[しない]に設定されている場合、AF-ONボタンでピントを合わせた後に連続撮影を行うと、連写速度が遅くなってしまう。
    - AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR を使用して撮影する際に、露出条件によっては上面表示パネルなどに Err が表示されて撮影できないことがある。
    - 撮影直後の画像再生において、メモリーカードアクセスランプ点灯中に拡大表示をすると、画像が正常に表示されないことがある。
    - [再生メニュー] > [撮影直後の画像確認] を [する] に設定し、別売のワイヤレスリモートコントローラーWR-1を使用して撮影した場合に、再生画像が表示されたままになってしまう。
    - 外付けスピードライトにて距離優先マニュアル発光(GN)で撮影した画像をカメラの液晶モニターで見た場合、撮影情報に表示される距離設定値が正しく表示されない。
    - PC-Eレンズを装着して撮影した画像をCapture NX-Dなどのニコン製ソフトウェアにて表示した場合、[メタデータ] に表示されるレンズタイプが、DではなくEタイプとして表示されてしまう。
    - 動画撮影や動画撮影中のフレーム保存、および静止画ライブビューを [無音] に設定して撮影した場合に、撮影時に設定したシャッタースピード、絞り値、ISO感度と、撮影情報に表示されるこれらの値が異なってしまうことがある。
    - 4K対応のテレビにHDMI接続してメニュー表示等を行った場合、カメラの液晶モニターおよびテレビに正しく表示されない。
    - 1コマ表示モードで [画像のみ表示] にすると、動画再生中に音量調整ができないことがある。
    - カメラにXQDカードとCFカードの両方を挿入している状態で、USBにてカメラとパソコンとを接続すると、XQDカードがパソコン上で認識されない。
    - 一部のヘルプの記載内容を修正しました。

    * 本機能に関する補足説明書を用意しております。

    【重要】
    [セットアップメニュー]の[ネットワーク]にて[通信機能]を[有効]にしているとファームウェアをバージョンアップできません。必ず[通信機能]を[無効]にしてからバージョンアップしてください。

D4Sは、同社フラッグシップのデジタル一眼レフカメラ。有効1,623万画素、35mmフルサイズ相当のCMOSセンサーを採用する。連写速度は11コマ/秒。最高感度は常用ISO25600、拡張時ISO409600相当。実勢価格は税込66万4,200円前後。