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【CP+】マンフロット、新機構のギヤ雲台などを展示

ナショナルジオグラフィックの新バッグ「地中海」シリーズも

マンフロットのブースでは、マンフロットブランドを始め、ジッツオやナショナルジオグラフィックのバッグなど多くのアイテムを展示していた。

マンフロットブランドでは、新型のギヤ雲台MHXPRO-3WGを展示していた。マンフロットのギア雲台では最も安価なエントリーモデル。税別3万円で3月中旬に発売する。

MHXPRO-3WG。ダイヤルと下の支柱を摘まむとフリーに動かせる

ギヤ雲台はダイヤルの回転によって構図を微調整しやすいのがメリット。反面、構図を大きく変える際はダイヤルをぐるぐる回さなければならなかった。

MHXPRO-3WGは、ダイヤルとその下の支柱を洗濯ばさみのようにつまむとロックがフリーとなり、素早く動かすことができる。手を離すとロックされ、後は通常のギア雲台同様ダイヤルの回転で構図の微調整ができる。

クイックシューは、現在のマンフロットで主流のタイプだ
MHXPRO-3WGのスペック

本体部分には独自開発した樹脂素材「アダプト」を使用することで、重さを750gに抑えながら耐荷重4Kgを実現している。

またマンフロットブランドでは、アウトドア向けのシリーズoff roadを今後展開する。トレッキングなどに向けたカメラアクセサリーで、軽量さなどを特徴とする。

三脚のMKOFFROADは重さ650gと軽量で、耐荷重は2.5kg。パイプはイタリアのトレッキングポールメーカーFIZAN社製。パイプは抜き取ってユーザーがクリーニングできるようにするなどアウトドアでの使用を考慮した。税別2万2,000円で、3月2日に発売する。

MKOFFROAD。650gと軽量
伸ばしたところ
自由雲台を備える

また、同じくFIZANのパイプを使ったトレッキングポールMMOFFROADも用意する。価格は税別1万5,000円。2本セットのポールだが、1本が一脚になる仕組み。重量は1本400gで、耐荷重は2.5kg。

MMOFFROAD。2本一組で販売する
1本の上部には三脚ネジを備え、一脚になる

加えてoff roadシリーズからは、30リットルのアウトドア向けバックパックMB OR-BP-30を3月~4月に発売する。2気室仕様で、一眼レフカメラとレンズ2~3本を収納できる。価格は税別2万5,000円

MB OR-BP-30。チェストストラップなども備える山歩き用となっている

一方、マンフロットが手がけるナショナルジオグラフィックブランドのバッグには新たに「地中海」シリーズが加わる。地中海をイメージしたブルーを基調とするデザインで、3月2日に発売する。バックパック、スリングバッグ、トートバッグ、メッセンジャーバッグで計7モデルを用意する。価格は税別1万2,000円~2万7,000円。

地中海シリーズを初展示した
スリングバッグ。左右どちらからでも背負えるようにストラップを付け替えられる
カメラ収納部。インナーケース付き
バックパック
側面から機材にアクセス可能
トートバッグも用意する
メッセンジャータイプも大きさ別に揃える

(本誌:武石修)