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世界最薄の標準ズームレンズ「HD PENTAX-DA 18-50mm F4-5.6 DC WR RE」
鏡枠沈胴方式なのに防滴仕様
Reported by 本誌:武石修(2015/2/10 10:06)
リコーイメージングは2月10日、Kマウント用交換レンズ「HD PENTAX-DA 18-50mm F4-5.6 DC WR RE」を発表した。近日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は税別3万円前後の見込み。
鏡枠沈胴方式を採用した標準ズームレンズ。APS-Cのイメージサークルに対応する。
同社が1月6日に発表した「デジタル一眼レフカメラ」(2015 International CESの参考出品モデル)に装着されていた“18-50mm F4-5.6の刻印のあるレンズ”の正式発表と見られる。
長さを約41mmに抑え、デジタル一眼レフカメラ用標準ズームとして世界最薄を謳う。鏡枠沈胴方式はKマウントでは初となる。「小型化が進むボディと合わせることで携帯性に優れる」(同社)としている。
35mm判換算での焦点距離は27.5~76.5mm相当。レンズ構成は異常低分散ガラスと非球面レンズを含む8群11枚。独自のHDコーティングも施し、ゴーストやフレアの発生を抑えた。
AFの動作中でも即座にMFが可能なクイックシフト・フォーカス・システムも搭載する。また、9カ所にシーリングを施し防滴構造としている。
最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は0.23倍。フィルター径は58mm。絞り羽根は7枚(円形)。最大径は71mm、重量は158g。フードが付属する。
なお、同クラスのKマウントレンズとしては、「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」などがある。