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オリンパスのレンズ型カメラ「AIR A01」説明会レポート
ウェアラブルシステムや拡大鏡なども披露
Reported by 本誌:武石修(2015/2/5 19:28)
オリンパスは2月5日、オープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR A01」の関係者向け説明会を都内で開催した。ここではその模様をお伝えする。製品の詳細はこちらを参照されたい。
AIR A01は、スマートフォンアプリからの操作を前提としたレンズ交換式デジタルカメラで、2015年春に発売する。説明会では本カメラの活用の例などが紹介された。
登壇したオリンパスイメージング IBP推進本部 部長の上高明氏はAIR A01を「クリエイティブな撮影をこれまでのようにデバイスに依存せずに実現できるカメラ」と紹介。
「超小型ながらレンズ交換式カメラの画質を実現し、用途に合わせたアプリを使うことで、スマートフォンならではのダイレクトな操作感で撮影できる。レンズの拡張性もあり、映像表現の幅が広がる。カメラに詳しくなくても柔軟な発想で楽しんで欲しい」(上氏)とアピールした。
カメラとの接続はWi-Fiだが、起動時のみBluetoothで接続を行う。Bluetoothは一度ペアリングすれば、起動時にWi-Fiのみで繋ぐよりも早く繋がる。またNFC方式でない理由は、NFCはカメラとスマホが近くに無いとだめだが、Bluetoothであれば離れた場所にあるカメラをスマホで起動できるメリットがあるとした。
AIR A01は、オープンプラットフォームカメラの名の通り、SDK(ソフト開発キット)や本体の3Dデータなどを公開し、外部の企業や個人が対応アプリやアクセサリーを作れるのも特徴となっている。
レンズの形状をしたカメラはこれまでにもあるが、AIR A01ではアプリも外部で作れるため様々な応用が可能とみられる。
AIR A01は外部の開発者を対象に「OPC Hack&Make Project」を行っており、会場ではそうしたイベントなどで作られたシステムが披露された。