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24-1,200mm相当の50倍ズーム機「FinePix S9900W」

単3電池で駆動 Wi-Fiも

富士フイルムは、高倍率ズーム機「FinePix S9900W」を2月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万2,500円前後の見込み。

35mm判換算での焦点距離24-1,200mm相当F2.9-6.5の50倍ズームを搭載するレンズ一体型デジタルカメラ。スーパーマクロモードではレンズ前1cmまで接近できる。非球面レンズや EDレンズなどを採用し、収差を低減した。

レンズの左側面にズーム操作用のサイドレバーを装備。シャッターボタンに指を置いたままズーム操作ができるとしている。

約92万ドットの0.2型EVFも搭載する。液晶モニターは約46万ドットの3型。

撮像素子は1/2.3型有効1,620万画素CMOSセンサー。最高感度はISO12800。

AFは最速0.3秒、起動時間は1秒、撮影間隔は0.6秒、連写は10コマ/秒。

Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンなどからリモート撮影ができるほか、スマートフォンなどへの画像転送も可能となっている。

フルHD/60iの動画を撮影可能。動画撮影時は光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせた5軸手ブレ補正を利用できる。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。電源は単3電池×4本。撮影可能枚数はアルカリ乾電池で約300枚、ニッケル水素充電池で約500枚、リチウム電池で約700枚。

外形寸法は122.6×86.9×116.2mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約670g。

(本誌:武石修)