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【CP+】X-T1が人気の富士フイルムブース

X100S/X100用テレコンや「撮影できるボディキャップ」なども

 富士フイルムブースでは、会場で初公開となった「X-MOUNT FILTER IN CAP LENS」を参考展示していた。

富士フイルムブース

 X-MOUNT FILTER IN CAP LENSは「レンズにもなるボディキャップ」との位置づけの製品。発売時期と価格は未定。プラスチックのレンズエレメントを使用した固定焦点、固定絞りのレンズを搭載する。35mm判換算の焦点距離は37mm相当で絞りはF8。撮影範囲は1m~∞でパンフォーカスと謳っている。

X-MOUNT FILTER IN CAP LENS(試作品、以下同)
レンズバリアにしたところ
クロスフィルターにしたところ

 オリンパスにも同様のコンセプトの製品があるが、X-MOUNT FILTER IN CAP LENSは、フィルターを内蔵しているのが特徴。鏡胴のダイヤルを回すとターレット式フィルターを適用できる。ダイヤルのポジションは、レンズバリア、パンフォーカス撮影、ソフトフィルター適用、クロスフィルター適用の4つとなる。

X-MOUNT FILTER IN CAP LENSのスペック

 同社としてはレンズのカテゴリーには入れず、アクセサリーとしての扱いになるという。部材のほとんどがプラスチックのため、約32gと軽い。また、小型でいわゆるパンケーキレンズの外観となっている。カラーはブラックとシルバーを用意する。

 同じくブースで初めて公開されたのがFUJIFILM X100Sおよび同X100用の1.4倍テレコンバージョンレンズ。参考展示で、発売記事と価格は未定。35mm判換算35mm相当のX100S/X100に装着すると50mm相当となり、標準レンズの画角で使用できる。

FUJIFILM X100Sおよび同X100用の1.4倍テレコンバージョンレンズ
2月22日発売の「FUJIFILM X100S ブラック リミテッドエディション」も見ることができる。

 発表済みの新製品としてはミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」(2月15日発売)がハンズオンコーナーに並び、注目を集めていた。開場直後から待ち行列ができ、人気の高さを伺わせた。

FUJIFILM X-T1
アクセサリーも試せる
X-T1のマグネシウム外装
X-T1の接眼光学系
X-T1のハンズオンコーナーは数十分待ちが続いていた

 また、レンズの体験コーナーでは超広角ズームレンズ「XF 10-24mm F4 R OIS」や大口径中望遠レンズ「XF 56mm F1.2 R」などを試すことができる。いずれも新製品とあって、多くの来場者が手に取っていた。

XF 10-24mm F4 R OIS
XF 56mm F1.2 R
開発発表済みのレンズも見ることができる。左からXF 50-140mm F2.8 R OIS WR、XF 16-55mm F2.8 R LM OIS WR、XF 18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR(すべてモックアップ)

 コンパクトデジタルカメラの新製品では、50倍ズームの「FinePix S1」(2月22日発売)などが並んだ。FinePix S1はこうしたクラスで初めて防塵防滴を達成したモデルだ。

FinePix F1000EXR
FinePix XP70
FinePix S1
FinePix S9400W
FinePix S8600

(本誌:武石修)