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【CP+】X-T1が人気の富士フイルムブース
X100S/X100用テレコンや「撮影できるボディキャップ」なども
Reported by 本誌:武石修(2014/2/13 16:13)
富士フイルムブースでは、会場で初公開となった「X-MOUNT FILTER IN CAP LENS」を参考展示していた。
X-MOUNT FILTER IN CAP LENSは「レンズにもなるボディキャップ」との位置づけの製品。発売時期と価格は未定。プラスチックのレンズエレメントを使用した固定焦点、固定絞りのレンズを搭載する。35mm判換算の焦点距離は37mm相当で絞りはF8。撮影範囲は1m~∞でパンフォーカスと謳っている。
オリンパスにも同様のコンセプトの製品があるが、X-MOUNT FILTER IN CAP LENSは、フィルターを内蔵しているのが特徴。鏡胴のダイヤルを回すとターレット式フィルターを適用できる。ダイヤルのポジションは、レンズバリア、パンフォーカス撮影、ソフトフィルター適用、クロスフィルター適用の4つとなる。
同社としてはレンズのカテゴリーには入れず、アクセサリーとしての扱いになるという。部材のほとんどがプラスチックのため、約32gと軽い。また、小型でいわゆるパンケーキレンズの外観となっている。カラーはブラックとシルバーを用意する。
同じくブースで初めて公開されたのがFUJIFILM X100Sおよび同X100用の1.4倍テレコンバージョンレンズ。参考展示で、発売記事と価格は未定。35mm判換算35mm相当のX100S/X100に装着すると50mm相当となり、標準レンズの画角で使用できる。
発表済みの新製品としてはミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」(2月15日発売)がハンズオンコーナーに並び、注目を集めていた。開場直後から待ち行列ができ、人気の高さを伺わせた。
また、レンズの体験コーナーでは超広角ズームレンズ「XF 10-24mm F4 R OIS」や大口径中望遠レンズ「XF 56mm F1.2 R」などを試すことができる。いずれも新製品とあって、多くの来場者が手に取っていた。
コンパクトデジタルカメラの新製品では、50倍ズームの「FinePix S1」(2月22日発売)などが並んだ。FinePix S1はこうしたクラスで初めて防塵防滴を達成したモデルだ。