ニュース

「FUJIFILM X100S/X100」が50mm相当になるテレコン

 富士フイルムは、レンズ一体型デジタルカメラ「FUJIFILM X100S」および「同X100」用の「フジフイルム テレコンバージョンレンズTCL-X100」を4月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別3万円前後。カラーはシルバーとブラックを用意する。

TCL-X100(シルバー)
X100Sへの装着イメージ

 35mm判換算35mm相当F2のレンズを搭載するX100SおよびX100に装着することで、50mm相当で撮影できるようになる1.4倍のテレコンバージョンレンズ。専用設計による高い光学性能や、ボディと統一した素材・表面仕上げを特徴としている。CP+2014に参考出品されていた。

 カメラへの装着にアダプターリングは不要。レンズは4群4枚構成。最短撮影距離は14cm。外形寸法は70×46.5mm。重量は180g。フィルター径は67mm。

 テレコン使用時はカメラ内補正を利用可能。X100SのVer.1.20以降、X100のVer.2.1.0以降で対応する(4月22日公開予定)。ハイブリッドビューファインダーの光学ファインダー時は撮影範囲の目安となる枠が表示され、EVF時は視野率100%で撮影できるという。

 なお、X100S/X100用に装着することで28mm相当の画角が得られる「ワイドコンバージョンレンズWCL-X100」(税込実売2万6,020円前後)が2012年5月に発売済み。

 FUJIFILM X100Sは、APS-Cサイズの有効1,630万画素X-Trans CMOS IIセンサー、35mm相当の画角を得られる23mm F2レンズ、撮影情報のオーバーレイ表示が可能なOVFとEVFを切り替えて使えるハイブリッドビューファインダーを特徴とするモデル。税込実売価格は11万7,500円前後。専用アクセサリーなどを同梱する、国内限定1,000セットの「FUJIFILM X100Sブラック リミテッドエディション」は税込実売13万5,720円前後。

 FUJIFILM X100は、X100Sの前モデル。2011年3月発売。現在は生産完了。

(本誌:鈴木誠)