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PENTAX K-3に「ローパスセレクターブラケット」機能が追加

 リコーイメージングは5日、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.02。

 更新内容は次の通り(引用)。

バージョン1.02の変更内容

  • ローパスセレクターブラケット機能を追加しました。
    ※追加機能の操作については、こちらのPDFマニュアルをご参照ください。
    全般的な動作安定性が向上しました。

    ※本アップデートを行うと、バージョン1.01の内容も更新され、同時に以下の内容も改善されます。
    ・バッテリーグリップ併用時の電池残量表示を安定化しました。
    ・AF.Cコマ速優先モードの連写性能を最適化しました。

 同時に公開されたPDFマニュアルによると、ローパスセレクターブラケット機能は、1コマ撮影、2秒セルフ、12秒セルフ、リモコン即時レリーズ、リモコン3秒後レリーズで利用可能。バルブモードおよびアストロトレーサーでは使用不可。

 ローパスセレクターブラケットは、撮影メニュー3のローパスセレクターのタイプを選択する項目に追加。コントロールパネルから画面も設定できる。

 PENTAX K-3は、ローパスフィルターレスの有効2,430万画素CMOSセンサーを持つデジタル一眼レフカメラ。 ボディ内手ブレ補正機構を用いて撮像素子を露光中に微小振動させることで、ローパスフィルターと同様のモアレ低減効果が得られる「ローパスセレクター」を備えている。発売は2013年11月。ボディ単体の実勢価格は14万4,800円前後。

(本誌:鈴木誠)