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Phase One、CMOSセンサーでISO6400に対応した中判デジタルバック「IQ250」

 Phase Oneは1月24日、5,000万画素のCMOSセンサーを搭載したデジタルバック「IQ250」を発表した。今後全世界で発売する。海外での価格は3万4,990ドル。

 【17時15分追記】国内では、DNPフォトルシオが2月に発売する。価格は472万5,000円。

 同社の現行デジタルバックはCCDセンサーを採用しているが、IQ250は新たにCMOSセンサーを採用。これにより、最高感度がISO6400に向上した。従来の同社製ハイエンドデジタルバック「IQ280」(8,000万画素)はCCDセンサーを使用しており、最高感度がISO800(画素合成で最高ISO3200)までだった。

 センサーサイズは44×33mm。IQ280などの53.9×40.4mmよりやや小さい。

Phase One 645DFに装着したところ。

 ライブビュー撮影も可能で、パソコンのほかiPhoneやiPad上にワイヤレスで画像を表示することもできるという。背面モニターは115万ドットの3.2型。

 なお、Hasselbladも5,000万画素のCMOSセンサーを採用した中判デジタルカメラ「H5D-50c」を1月21日に発表している。

(本誌:武石修)