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【CES】新XFレンズやX100Sブラックを出品した富士フイルム

世界初の防塵防滴ハイズーム機も

 2014 International CESの富士フイルムブースでは、7日に海外で2月発売とアナウンスのあった大口径中望遠レンズ「XF 56mm F1.2 R」、広角ズームレンズ「XF 10-24mm F4 R OIS」(国内2月発売)の展示があった。ほかにも、FUJIFILM X100Sブラック、FinePixシリーズの新モデルが並んでいた。

 XF 56mm F1.2 Rは、35mm判換算85mm相当の大口径中望遠レンズ。後述するXF 10-24mm F4 R OISとともに以前からロードマップ上に存在しており、海外で2月に発売されることが決まった。

XF 56mm F1.2 R

 XF 10-24mm F4 R OISは、手ブレ補正機構を備える15-36mm相当の広角ズームレンズ。日本国内での店頭予想価格は10万円前後。

XF 10-24mm F4 R OIS

 Xシリーズのボディでは、FUJIFILM X100Sのブラックバージョンが登場。前機種X100の限定ブラックバージョンとは、塗装の仕上げが異なるように見えた。

FUJIFILM X100Sブラック

 レンズ一体型の新製品では、高倍率ズーム機で世界初という防塵防滴モデル「FinePix S1」、コンバージョンレンズの装着で広角動画撮影できるアクションカムモードを備えた「FinePix XP70」が目を引いた。いずれも国内発売は未定。

FinePix S1。レンズは24-1,200mm相当の50倍ズーム
FinePix XP70。カラバリは3色
アウトドアシーンでの利用をイメージさせる展示も

 また、instax miniフィルムを使用するスマートフォンプリンター「instax share SP-1」のコーナーもあった。スマートフォンの専用アプリから画像をワイヤレスで転送し、インスタントフィルムに出力できるというもの。海外では5月に199ドルで発売するという。

 対応OSはiOS/Android。サポート解像度は640×480ピクセル。リチウムCR2電池×2で約100枚プリントできるという。プリント時間は約16秒としている。

(本誌:鈴木誠)