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キヤノン、「EOS-1Ds Mark III」「EOS-1D Mark IV」「EOS-1D Mark III」の最新ファームウェア
電池の消耗が早くなる現象に対処
Reported by 本誌:鈴木誠(2013/7/30 16:18)
キヤノンは30日、プロ用デジタル一眼レフカメラ3機種の最新ファームウェアを公開した。いずれもカメラにレンズが装着されていない状態で起こる2つの現象に対策している。
機種ごとの更新内容は次の通り。
EOS-1Ds Mark III ファームウエア Version 1.2.3
・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 70" となることがある現象を修正しました。
EOS-1D Mark IV ファームウエア Version 1.1.4
・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 02" となることがある現象を修正しました。
EOS-1D Mark III ファームウエア Version 1.3.2
・カメラにレンズが装着されていない状態で、電池の消耗が通常よりも早くなる現象を修正しました。
・カメラにレンズが装着されていない状態で、カメラのシャッターをレリーズした場合に "Err 70" となることがある現象を修正しました。
EOS-1Ds Mark III(2007年11月発売)は、35mm判フルサイズ相当のCMOSセンサーを搭載するスタジオ向けプロ機。EOS-1D Mark IV(2009年12月発売)とEOS-1D Mark III(2007年5月発売)は、それぞれAPS-Hサイズ相当のCMOSセンサーを搭載し、報道やスポーツに向けた機種。現在キヤノンのプロ用デジタル一眼レフカメラは35mm判フルサイズフォーマットの「EOS-1D X」(2012年3月発売)に統合されている。