パナソニック、24倍ズーム全域でF2.8の「DMC-FZ200」など海外発表
パナソニックは18日、LUMIX Globalサイトにおいて、高倍率ズームレンズを搭載するLUMIX DMC-FZシリーズの3モデルを発表した。いずれも米国や欧州などで発売する。日本での発売は未定。
■LUMIX DMC-FZ200
35mm判換算25-600mm相当の24倍ズームレンズ「LEICA DC VARIO-ELMARIT」を搭載するモデル。ズーム全域で開放F2.8を実現した。光学式手ブレ補正POWER O.I.Sを利用可能。
DMC-FZ200 |
撮像素子は新開発という有効1,210万画素の1/2.3型高感度MOSセンサー。感度はISO100からISO3200(拡張でISO6400)。フル画素・メカシャッター使用で12コマ/秒の連写が可能としている(追尾AF時5.5コマ/秒)。
露出モードはP/A/S/Mを利用可能。最高シャッター速度は1/4,000秒。RAW撮影にも対応する。クリエイティブコントロールは8種のフィルター効果が加わり全14種となった。
動画記録は1,920×1,080ピクセルの60p(AVCHD)、30p(MP4)に対応。外部マイクを接続可能。
液晶モニターは3型46万ドット。131.2万ドットの0.2型EVFも搭載する。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。高速バス規格UHS-Iにも対応する。撮影可能枚数は約540枚。
本体サイズは125.2×86.6×110.2mm。重量は本体のみ537g、撮影時588g。
■LUMIX DMC-FZ60(DMC-FZ62)
35mm判換算25-600mm相当、開放F2.8-5.2の24倍ズームレンズを搭載するモデル。光学式手ブレ補正POWER O.I.Sを利用可能。
DMC-FZ62 |
撮像素子は1/2.33型有効1,610万画素の高感度MOSセンサー。連写はフル画素・メカシャッターで10コマ/秒(追尾AFで5コマ/秒)。
自動シーン認識機能のiA(インテリジェントオート)およびiA Plusモードのほか、P/A/S/Mの露出モードを利用可能。14種類のフィルター効果を利用できるクリエイティブコントロールも搭載。
動画記録は1,920×1,080ピクセルの60i(センサー出力30p)に対応。形式はAVCHD(60i)とMP4(30p)を選べる。
液晶モニターは3型46万ドット。0.2型約20.2万ドットのEVFも搭載。撮影可能枚数は約450枚。
本体サイズは120.3×80.8×91.9mm。重量は本体のみ449g、撮影時493g。
■LUMIX DMC-LZ20
35mm判換算25-525mm相当、開放F3.1-5.8の21倍ズームレンズを搭載するモデル。乾電池で動作する。
DMC-LZ20 |
撮像素子は有効1,610万画素の1/2.33型CCDセンサー。感度はISO100〜ISO1600(高感度モード時ISO1600〜ISO6400)。
露出モードはiAのほか、プログラムAEとマニュアル露出を利用可能。
動画記録は最大1,280×720/30fpsのMotion JPEG。
液晶モニターは3型46万ドット。電源は単3電池×4本。撮影可能枚数は約380枚。
本体サイズは119.1×76.5×79.8mm。重量は本体のみ390g、撮影時499g。
2012/7/19 12:56