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【CP+】“アグファ”ブランドのデジタルカメラを発表したジェネラル・イメージング


 ジェネラル・イメージング・ジャパンは、CP+2012に合わせて「アグファフォト」(AGFAPHOTO)ブランドのデジタルカメラ「AP15」を発表した。4月に2万円台半ばで発売する。量販店でも取り扱うという。

ジェネラル・イメージング・ジャパンのブース AGFAPHOTO AP15。ほかにレッドとシルバーを揃える

 これまで「GE」(ゼネラル・エレクトリック)ブランドのデジタルカメラを手がけてきたジェネラル・イメージング・ジャパンだが、このほど独アグファのブランドパートナーになった。その第1弾がAP15となる。

 AP15は、有効1,410万画素CMOSセンサーと光学15倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ。特にモノクロの表現にこだわったカメラで、暗部にもディテールを残しながらコントラストを強めにする絵作りにしたという。階調の表現にも優れるとする。もちろんカラーでも撮影できる。

 ジェネラル・イメージング・ジャパン代表取締役社長の小宮弘氏は、「モノクロだからこそ表現できる奥深さや味わいを楽しめるカメラ」と説明する。

 AP15のキャッチコピーは「鮮やかなモノクローム」。小宮氏はこの言葉を、「カラーの時代だが、カメラ誌も半分くらいはモノクロの作品が載っている。本当にいいモノクロ写真からはむしろ色を感じることができる」と説明した。ブースの壁面に掲示した大きなモノクロ写真も実際にAP15で撮影したものだ。

ブースに大きく掲げられた縞馬の写真も実際にAP15で撮影したもの ジェネラル・イメージング・ジャパン代表取締役社長の小宮弘氏

 GEブランドのカメラは「Value for Money」をコンセプトに比較的低価格なレンジで展開しているが、アグファフォトブランドのカメラは「Value for Value」のキーワードを掲げてGEブランドよりも高価格帯に投入する。なおGEブランドのデジタルカメラは、プロジェクター内蔵カメラの「PJ1」を除けば、現在最も上位の「X500」(15倍ズーム)でも実売価格は1万3,000円ほどだ。

 これまでGEブランドのカメラはオート撮影が主体だったが、AP15では操作性を向上させたというマニュアル撮影機能を搭載するなど「ハイアマチュアにも向ける」(小宮氏)という。

アグファの銀塩カメラを思わせる赤いシャッターボタンを装備 ストラップは両吊りに対応

 10コマ/秒の連写機能を備えるほか、連写した3枚を合成してのダイナミックレンジ拡張機能や6コマの連写画像を合成して多重露光のような表現ができる機能も搭載する。

 AP15は、GEのデジタルカメラとプラットフォームとしては共通の部分もあるが、絵のチューニングに加えて画質も従来より向上さることで、GEブランドのカメラとは棲み分けを図る。今後アグファブランドでのラインナップも拡充するが、「どちらかといえば上に広げていきたい」(小宮氏)とする。

 ジェネラル・イメージング・ジャパンは、従来から“映像創作を通じて学び育つ”という意味の「映育」と呼ぶ活動を推進している。今回、アグファに対して映育の活動を説明したところ賛同を得ることができ、ブランドパートナーの関係を築くことができたのだという。

 一方、国内でアグファのブランドは一般に広く認知されているとはいえない。この点について小宮氏は、「アグファブランドはこれからできて行くと考えている。GEがアメリカのブランドなのに対して、アグファのデジタルカメラにどうやってヨーロッパのテイストを出していくかが楽しみな部分だ」と述べた。

 なお、今回のCP+ではGEブランドの新製品3モデルを発表している。

E1410SW。厚さ19mmの光学10倍ズーム搭載機。3月に1万5,000円前後で発売する。1,440万画素CMOSセンサー、3型液晶モニターなどを備える。リチウムイオン充電池仕様
J1458W。光学5倍ズームモデル。春以降に8,000円前後で発売する。1,410万画素CCDや2.7型液晶モニターを搭載。リチウムイオン充電池仕様
C1440W。単3電池対応の光学4倍ズーム機。春以降に6,000円前後で発売する。センサーは1,410万画素CCD。液晶モニターは2.7型
C1233。実売5,000円前後とGEブランドでは最も安価なモデル。この機種のみ1月末に発売済み。1,210万画素CCDセンサー、光学3倍ズームレンズ、2.4型液晶モニターなどを搭載。単3電池対応




(本誌:武石修)

2012/2/11 01:42