【CES/PMA】シグマ、ミラーレス用レンズ「19mm F2.8 EX DN」「30mm F2.8 EX DN」を展示


 シグマは、2012 International CESで、同社初のミラーレス用レンズ「SIGMA 19mm F2.8 EX DN」と「SIGMA 30mm F2.8 EX DN」を発表した。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN
SIGMA 30mm F2.8 EX DN

 SIGMA 19mm F2.8 EX DN、SIGMA 30mm F2.8 EX DNとも、それぞれにEマウント用とマイクロフォーサーズマウント用を用意する。発売日、価格は未定。詳細はこちらの記事を参照して欲しい。

 シグマは2011年2月上旬に開催されたCP+2011で、Eマウント用のイメージモックを出していた。今回発表したうちのSIGMA 30mm F2.8 EX DNがそれで、約1年をかけての正式発表となる。どちらも「SIGMA DN Lens」という新しいシリーズを構成する。

 会場では透明ケースの中での展示となっており、一般来場者は手にとることはできない。どちらもミラーレス用の単焦点レンズらしくコンパクトな見た目だ。他社の一般的なミラーレス用レンズと同様、距離目盛などの機能もない。シンプルなデザインになっている。

 どちらのレンズもEマウントのイメージサークルに合わせて設計されており、マイクロフォーサーズは周辺部を使用しない。また、ある程度の大きさと開放F値にすることで、全体的な画質性能を高めたという。「いつも持ち歩き、いざ撮りたいシーンに出会ったとき取り出して使えるレンズ」がコンセプト。近年のシグマは写真愛好家向けの製品にシフトしており、今回の製品もその一連の流れに含まれる。

左からSIGMA 19mm F2.8 EX DN、SIGMA 30mm F2.8 EX DN

 AF駆動はリニアモーター。動画記録時にもシームレスな動作を目指すという。マウント面は他のシグマレンズ同様、真鍮製となっている。

 両レンズとも発売時期は未定だが、今春にマイクロフォーサーズの30mm F2.8 EX DNがまずリリースされる見込み。その後、同レンズのEマウント版が発売。19mm F2.8 EX DNはその後の市場導入。CP+2012にも展示される予定だ。

 今回の製品をもって、シグマはミラーレスカメラ用のレンズ市場への参入することになる。シグマの山木和人社長によると、レンズ名称に含まれる「DN」とは「Digital Neo」の略という。銀塩時代の過去のしがらみがないミラーレスカメラの技術に沿うことで、デジタルならではの新しい提案を行ないとの想いからついた名称とのことだ。

SIGMA 19mm F2.8 EX DNにはバヨネットし機のレンズフードが付属するレンズフードを装着した状態。逆付けも可能
SIGMA 19mm F2.8 EX DNのマウント面LUMIX DMC-GF2に装着
SIGMA 30mm F2.8 EX DNマウント面
NEX-5に装着

 同時発表のSIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMは、35mm判のイメージサークルに対応した望遠マクロレンズ。手ブレ補正機構「OS」を内蔵する。FLDガラス、フローティングインナーフォーカス、超音波モーターHSMといった装備を誇る。発売日、価格は未定。

SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
マクロレンズらしくフォーカスリミットスイッチを装備距離指標も搭載

 なおシグマがInternational CESに出展するのは今回が初めて。以前より毎回出展しているPMAが、今回よりCESと併催となり、CESへの出展を選択した。

シグマブースCP+やPMAなどのカメラ系イベントと同様、SD1で撮影された作品の展示も行なっていた
大型イベントでおなじみのAPO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DGも登場

【2012年1月14日】写真とテキストを追加しました。



(本誌:折本幸治)

2012/1/11 20:38